ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 環境構築

3.3 仮想化スイッチの設定

仮想化スイッチの出荷時に、仮想化スイッチ内で仮想ストレージ機能を制御するエンジンプログラムは最新の状態となっているため、ソフトウェアをインストールする必要はありませんが、運用管理サーバ間および仮想化スイッチ間で通信する情報を設定する必要があります。

3.3.1 仮想化スイッチのIPアドレスの設定 

仮想化スイッチにloginし、ipaddrsetコマンドを投入して、仮想化スイッチのIPアドレスを設定します。仮想化スイッチには、IPアドレスを設定するマネージメントポートが2個あるため、LANの冗長化が可能です。

マネージメントポートを1個しか利用しない場合は、マネージメントポート1に対して、IPアドレスを設定してください。

マネージメントポートを2個利用する場合は、マネージメントポート1のIPアドレスを、代表IPアドレスとして設定してください。仮想化スイッチに対する通信要求は、代表IPアドレスで行われます。

仮想化スイッチの各マネージメントポートに設定したIPアドレスは、ipaddrshowコマンドで参照することができます。

仮想化スイッチの代表IPアドレスは、仮想ストレージウィンドウあるいは、svipaddrshowコマンドで参照することができます。

仮想化スイッチのIPアドレス設定に関する詳細な説明や利用するコマンドの詳細は、「ETERNUS VS900 モデル200 バーチャリゼーションスイッチ 取扱説明書」および「ETERNUS VS900 モデル200 バーチャリゼーションスイッチ XPath OS リファレンスマニュアル」を参照してください。

3.3.2 仮想化スイッチの管理情報の設定 

運用管理サーバが、仮想化スイッチを管理するために必要な情報と、冗長構成を組む仮想化スイッチの情報を設定します。情報の設定は、vscefieldsetコマンドで実行します。

設定する各情報の考え方について説明します。

仮想化スイッチの管理情報の設定に関する詳細な説明やコマンドの詳細は、「ETERNUS VS900 モデル200 システム構築手順書」を参照してください。


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