ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) - |
目次
![]() ![]() |
本章では、ETERNUS SF Storage Cruiser のマネージャをアンインストールする手順について説明します。
マネージャをアンインストールする手順を以下に示します。
システム再起動後、OS の管理者 (root) で再度ログインして、マネージャデーモンを停止します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl stop <RETURN> |
ps コマンドによりマネージャデーモンの停止を確認します。
# /bin/ps -ef | grep /opt/FJSVssmgr/jre/bin/java | grep cruiser=daemon | grep -v grep <RETURN> |
停止していない場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /usr/bin/kill -9 プロセスID <RETURN> |
以下の製品を導入されている環境では、nwsnmp-trapd を停止しないようにしてください。
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ
SystemWalker/StorageMGR-M V5.1/V10
Systemwalker Network Assist
Systemwalker Network Topology Manager
Softek SANView4.1 CD-ROM Sub ディレクトリ配下の SAN 管理マネージャ
Server System Manager マネージャ V1.2.3以降
マネージャが停止していない場合、以下のプロセス名の順に停止してください。
/opt/FJSVssmgr/sys/rcxrespawn
/opt/FJSVssmgr/jre/bin/java -Dcruiser=daemon
OS の管理者 (root) でログインして、scuninstall.sh コマンドを実行します。本コマンドを実行することにより、パッケージが削除されます。scuninstall.sh もパッケージに含まれるので、任意のディレクトリにコピーしてから実行してください。
/work にコピーし、アンインストールする例を以下に示します。
<例>
# cp /opt/FJSVssmgr/bin/scuninstall.sh /work <RETURN> ETERNUS SF Storage Cruiser 13.2 |
アンインストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。
INFO: "ETERNUS SF Storage Cruiser" Manager was uninstalled successfully. |
アンインストールが失敗すると、以下のメッセージが表示されます。
ERROR : Uninstalling パッケージ名 was failed. |
アンインストールが失敗した場合は、メッセージ中に表示されるパッケージを pkgrm コマンドで削除し、手順 1.からやり直してください。
# pkgrm パッケージ名 <RETURN> |
/etc/services から sscruisera、nfport、ssvscme の各行を削除します。
アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリが残ることがあります。
その場合は、残ったディレクトリを手動で削除してください。
/opt/FJSVssmgr
/opt/FJSVswstt (*1)
/opt/FJSVtrccb
/etc/opt/FJSVssmgr
/etc/opt/FJSVswstt (*1)
/etc/opt/FJSVtrccb
/var/opt/FJSVssmgr
/var/opt/FJSVswstt (*1)
/var/opt/FJSVtrccb
*1 : 以下の製品を導入されている環境では、それらの製品、およびマネージャを削除した場合に削除してください。
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ
SystemWalker/StorageMGR-M V5.1/V10
Systemwalker Network Assist
Systemwalker Network Topology Manager
Softek SANView4.1 CD-ROM Sub ディレクトリ配下の SAN 管理マネージャ
Server System Manager マネージャ V1.2.3以降
Solaris 10 OS 上で root(/) ディレクトリに svc.startd の core ファイルが出力される場合があります。アンインストールには影響はありませんので削除してください。
core ファイルの確認方法は以下のとおりです。
# file core <RETURN> |
マネージャをアンインストールする手順を以下に示します。
システム再起動後、OS の管理者 (root) で再度ログインして、マネージャデーモンを停止します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/managerctl stop <RETURN> |
ps コマンドによりマネージャデーモンの停止を確認します。
# /bin/ps -ef | grep /opt/FJSVssmgr/jre/bin/java | grep cruiser=daemon | grep -v grep <RETURN> |
停止していない場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /usr/bin/kill -9 プロセスID <RETURN> |
PRIMEQUEST環境では、managerctl コマンドで nwsnmp-trapd は停止しませんので、nwsnmp-trapd プロセスが存在していても、停止する必要はありません。
以下の製品を導入されている環境では、nwsnmp-trapd を停止しないようにしてください。
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ
マネージャ(/opt/FJSVssmgr/jre/bin/java)が停止していない場合、以下のプロセス名の順に停止してください。
/opt/FJSVssmgr/sys/rcxrespawn
/opt/FJSVssmgr/jre/bin/java -Dcruiser=daemon
OS の管理者 (root) でログインして、scuninstall.sh コマンドを実行します。本コマンドを実行することにより、パッケージが削除されます。scuninstall.sh もパッケージに含まれるので、任意のディレクトリにコピーしてから実行してください。
/work にコピーし、アンインストールする例を以下に示します。
<例>
# cp /opt/FJSVssmgr/bin/scuninstall.sh /work <RETURN> ETERNUS SF Storage Cruiser 13.2 |
アンインストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。
INFO: "ETERNUS SF Storage Cruiser" Manager was uninstalled successfully. |
アンインストールが失敗すると、以下のメッセージが表示されます。
ERROR : Uninstalling パッケージ名 was failed. |
アンインストールが失敗した場合は、メッセージ中に表示されるパッケージを rpm コマンドで削除し、手順 1.からやり直してください。
# rpm -e パッケージ名 <RETURN> |
/etc/services から sscruisera、nfport、ssvscme の各行を削除します。
PRIMEQUEST環境では、システムを再起動するか、または、以下を実施してください。
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ
上記の製品が導入されている環境の場合:
psコマンドによりnwsnmp-trapdが動作しているか確認します。
# /bin/ps -ef | grep nwsnmp-trapd <RETURN> |
/opt/FJSVswstt/bin/nwsnmp-trapdが動作している場合は、以下のコマンドを実行して停止してください(/opt/FJSVswstt/bin以外のnwsnmp-trapdは停止しないでください)。
# /usr/bin/kill -9 /opt/FJSVswstt/bin/nwsnmp-trapdのプロセスID <RETURN> |
手順1でnwsnmp-trapdが動作していなかった場合、または、手順2で/opt/FJSVswstt/bin/nwsnmp-trapdを停止した場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/init.d/sw-trapd restart<RETURN> |
上記の製品が導入されていない環境の場合:
psコマンドにより/opt/FJSVswstt/bin/nwsnmp-trapdの停止を確認します。
# /bin/ps -ef | grep /opt/FJSVswstt/bin/nwsnmp-trapd <RETURN> |
/opt/FJSVswstt/bin/nwsnmp-trapdが動作している場合は、以下のコマンドを実行して停止してください。
# /usr/bin/kill -9 /opt/FJSVswstt/bin/nwsnmp-trapdのプロセスID <RETURN> |
以下のコマンドを実行しします。
# /etc/init.d/snmptrapd restart<RETURN> |
アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリが残ることがあります。
その場合は、残ったディレクトリを手動で削除してください。
/opt/FJSVssmgr
/opt/FJSVswstt (*1)
/opt/FJSVtrccb
/etc/opt/FJSVssmgr
/etc/opt/FJSVswstt (*1)
/etc/opt/FJSVtrccb
/var/opt/FJSVssmgr
/var/opt/FJSVswstt (*1)
/var/opt/FJSVtrccb
*1 : 以下の製品を導入されている環境では、それらの製品、およびマネージャを削除した場合に削除してください。
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ
マネージャをアンインストールする手順を以下に示します。
ログオンします。
マネージャをアンインストールするシステムにログオンします。ログオンの際はアンインストールする端末の OS の管理者 (Administrator) でログオンしてください。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス] を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser ManagerサービスとSystemWalker MpWksttrサービスを選んで停止します。
ただし、SystemWalker MpWksttrサービスを他製品と共用する混在環境の場合、ETERNUS SF Storage Cruiser以外の製品によってインストールされたSystemWalker MpWksttrサービスは停止しないでください。混在環境については、「4.3.2 注意事項」を参照してください。
ETERNUS SF Storage Cruiser Managerサービスの例は、以下の通りです。
SystemWalker MpWksttrサービスの例は、以下の通りです。
ETERNUS SF Storage CruiserによってインストールされたSystemWalker MpWksttrサービスの場合、「実行ファイルのパス(H)」について、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerサービスと、以下の部分まで共通になっています。
C:\Program Files\ETERNUS-SSC\Manager\opt\ |
共通でない場合は、ETERNUS SF Storage Cruiser以外の製品によってインストールされたSystemWalker MpWksttrサービスですので、SystemWalker MpWksttrサービスは停止せず、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerサービスのみを停止してください。
上記メニューは、Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で、"[スタート]メニュー" を選択している場合です。
Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で "クラシック [スタート] メニュー" を選択している場合は、[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス] となります。
マネージャをアンインストールする手順を以下に示します。
ログオンします。
マネージャをアンインストールするシステムにログオンします。ログオンの際はアンインストールする端末の OS の管理者 (Administrator) でログオンしてください。
アプリケーションの追加と削除画面から ETERNUS SF Storage Cruiser Managerの削除を指示します。
[スタート]-[コントロールパネル] で <プログラムの追加と削除> アイコンをダブルクリックすると、以下のようなプログラムの追加と削除画面が表示されます。この画面で "ETERNUS SF Storage Cruiser Manager" を選択して削除を行います。
上記メニューは、Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で、"[スタート]メニュー" を選択している場合です。
Windows Server 2003 Standard Edition、および Windows Server 2003 Enterprise Edition で "クラシック [スタート] メニュー" を選択している場合は、以下のようになります。
[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]
「Error reading setup initialization file」とエラーダイアログが表示されアンインストールできない場合があります。この場合、インストールに使用したCD-ROM をドライブにセットして、「エクスプローラ」などで CD-ROMのドライブ:\manager\Windows\I32 ディレクトリを開いて、setup.exeを実行してください。
次の確認画面が表示されますので、<OK> ボタンをクリックします。
アンインストールが完了すると、次の確認画面が表示されますので、<完了> ボタンをクリックします。これで、マネージャのアンインストール処理は終了です。
アンインストール後、インストール先ディレクトリが残ることがあります。
[インストールディレクトリの例]
C:\Program Files\ETERNUS-SSC\Manager |
その場合は、残ったディレクトリをエクスプローラより手動で削除してください。
ETERNUS SF Storage CruiserによってインストールされたSystemWalker MpWksttrサービスは、本アンインストール手順によって削除されます。そのため、SystemWalker MpWksttrサービスを他製品と共用する混在環境の場合は、本アインストール実施後、各製品のマニュアルを参照し、SystemWalker MpWksttrサービスのインストール/セットアップを行なって下さい。
混在環境については、「4.3.2 注意事項」を参照してください。
目次
![]() ![]() |