Interstage Studio プログラマーズガイド |
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第3部 COBOL/CORBA編 | > 第7章 CORBAサーバアプリケーションを開発する | > 7.2 開発の流れ |
ローカルPC上で開発していたCORBAサーバプロジェクトにリモート開発用の設定を追加し、サーバ上でCORBAサーバアプリケーションを開発する手順を説明します。
リモート開発機能は、サーバ側でリモート開発機能が必要とするサービスが動作していることが前提となっています。サーバ側の設定については、"Interstage Studioユーザーズガイド"を参照してください。
リモート開発で使用するサーバの情報を設定します。サーバ連携情報は、ワークスペース内で共有されます。各設定項目の詳細については、"Interstage Studioユーザーズガイド"を参照してください。
以下の手順でサーバ連携情報の設定を行います。
以下の手順でリモート開発の情報をプロジェクトに設定します。
プロジェクトにプリコンパイル処理が必要なCOBOLソースを登録する場合は、以下の手順でプリコンパイラ用の設定を行います。
リモート開発では、メイクファイルを使用してサーバ上でプログラムをビルドします。リモートビルドを実行する前に翻訳・リンクオプションの設定およびメイクファイル生成を行います。
以下の手順でメイクファイルを生成します。
[メイクファイル生成]ダイアログボックスに表示されている、以下のメイクファイル生成時の条件を変更することができます。変更は、[メイクファイル生成]ダイアログボックスで[オプション設定]をクリックし、[オプション設定]ダイアログボックスの各タブから行います。
[登録集名]タブでは、プロジェクトのプロパティの[ビルド]ページで設定した値の参照のみができます。[登録集名]タブで指定した値はメイクファイルには反映されません。登録集名の指定を有効にするには、サーバ側の環境変数にIN/OFで指定した登録集名を環境変数名とし、その値として登録集ファイルの格納されているディレクトリを設定してください。
CORBAサーバプロジェクトで作成するアプリケーションは静的プログラム構造でなければならないため、DLOAD翻訳オプションは指定しないでください。
リモートビルドは以下の手順で実行します。
リモートビルドは前回のビルド以降に変更されたリソースがビルドされます。前回のビルド以降に変更されていないものも含め、すべてのリソースをビルドするには、以下の手順で再ビルドを実行します。
サーバアプリケーションのリモートデバッグは以下の手順で行います。詳細については、"Interstage Studioユーザーズガイド"を参照してください。
デバッグを開始するには予めサーバ上でサーバアプリケーションの登録を行っておく必要があります。サーバアプリケーションの登録については、"Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)"を参照してください。
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