Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第5章 異常時の運用> 5.8 正系ノードでのDBミラーリングシステムの異常

5.8.2 ノード間の通信環境の異常

正系ノードと副系ノードのDBミラーリングシステムを接続しているノード間の通信環境の異常を検知した場合には、DBミラーリングサービスをリカバリ停止してから、ノード間の通信環境をリカバリする必要があります。

■操作の手順

■データベースサーバ1の操作

  1. dxsvstopコマンドを実行してDBミラーリングサービスをリカバリ停止します。

    $ dxsvstop -r
  2. ノード間の通信環境の異常に対するリカバリ作業を行います。

  3. dxsvstartコマンドを実行して正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

    $ dxsvstart -c

■データベースサーバ2の操作

  1. ノード間の通信環境の異常を通知するメッセージを確認します。

    SYMFOWARE_SYMDX: WARNING: 22001: Timeout occurred by other node monitoring.
  2. dxsvstopコマンドを実行してDBミラーリングサービスをリカバリ停止します。

    $ dxsvstop -r
  3. ノード間の通信環境の異常に対するリカバリ作業を行います。

  4. dxsvstartコマンドを実行して副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

    $ dxsvstart -r

副系ノードでの異常が原因で、ノード間の通信環境の異常として検知している可能性があります。副系ノードで異常が発生していないかをメッセージなどから調査する必要があります。

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