Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第4章 運用開始後の環境変更 | > 4.3 データベースの定義の変更 |
両ノードで同時に行うことが必須のデータベース操作は、セットアップ時もしくはDBミラーリングサービス停止中に行います。その他の状態ではデータベース操作はできません。
DBミラーリングシステムの状態におけるデータベース操作の実行可否について、以下の表に示します。
DBミラーリングサービスの状態 |
データベース定義 |
資源の関連付け(注) |
全件複写 |
説明 |
---|---|---|---|---|
DBミラーリングサービスの開始 |
× |
× |
× |
定義変更操作などの操作はできません。 |
セットアップ |
○ |
○ |
○ |
セットアップ作業として、実施します。 |
DBミラーリングサービス保守停止 |
× |
× |
× |
本モードでは定義変更操作などの操作はできません。 |
DBミラーリングサービス リカバリ停止 |
× |
× |
× |
本モードでは定義変更操作などの操作はできません。 |
DBミラーリングサービス通常停止 |
○ |
○ |
○ |
運用開始後に定義操作などを実行する場合は、本モードで実施します。 |
DBミラーリングサービス緊急停止 |
○ |
○ |
○ |
DBミラーリングシステムの運用を中止する目的でDBミラーリングサービスの緊急停止を実施する場合は、資源の関連付けや全件複写は、通常実施しません。 |
○:操作できます
×:操作できません
注) 資源識別子の登録を示します。資源識別子の抽出は、Symfoware Serverが起動しているときに実行する必要があります。
両ノードのDBミラーリングシステムが同じ状態である必要があります。上記のデータベース定義とは [表:両ノードで同時に行うことが必須のデータベース定義] で説明している操作を示します。それ以外の定義はSymfoware/RDBが起動していれば実行可能です。
DBミラーリングサービスの緊急停止を実施した後、DBミラーリングシステムの運用を再開する場合にはDCUの再構築が必要です。
両ノードで同時作業が必須のデータベース操作については“両ノード同期作業の必要性”を参照してください。
DBミラーリングサービスの状態の確認については“DBミラーリングサービスの状態確認” を参照してください。
セットアップ作業の詳細は“セットアップガイド”の“セットアップ”を参照してください。
DCUの再構築については“DCUの再構築”を参照してください。
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