Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第1章 DBミラーリングシステムの運用概要 | > 1.2 その他の運用 |
副系ノードでの参照系業務の運用とは、副系ノードのデータベースを参照する利用者業務であり、副系ノードのデータベースを有効に利用する運用方法です。
参照系業務は、副系ノードを特定してから、データベースサーバに接続して実行します。
副系ノードでの参照系業務の運用の流れを以下に示します。
副系ノードでの参照系業務を運用する場合は以下の点に留意してください。
データベースをローカルアクセスで利用する
副系ノードのデータベースサーバへのアクセスは、Connection Managerを経由せずに、利用者が特定したデータベースサーバにローカルアクセスしてください。
DBミラーリングシステムによるデータベースの二重化処理との競合
DBミラーリングシステムでは、副系ノードのDBミラーリングサービスの運用中にデータベースの二重化処理として、副系ノードのデータベースに対して更新操作を行います。ただし、データベースの二重化処理と参照系業務で競合が発生すると、ノードの切替え時間が拡大する危険性があるため、排他制御などの参照系業務の実行方法について考慮が必要です。
副系ノードでの参照業務において、正系ノードでの最新のデータベースの更新結果が必要な場合には、正系ノードでのRLCの強制交替などの操作が必要です。
意図した利用者業務の更新結果を副系ノードで参照したい場合の運用手順および正系ノードでのRLCの強制交替については“正系ノードの利用者業務の完了を意識した参照”を参照してください。
副系ノードの特定については“DBミラーリングシステムの状態確認”を参照してください。
上記以外を含む副系ノードでの参照系業務に関する留意点の詳細については“副系ノードでの利用者業務の留意点”を参照してください。
データベースをローカルアクセスで利用する運用については“データベースをローカルアクセスで利用する運用”を参照してください。
副系ノードの特定については“利用者業務を実行するノードの特定”を参照してください。
副系ノードでの参照業務で、正系ノードでの最新のデータベースの更新結果が必要な場合の操作については“副系ノードでの利用者業務の実行”を参照してください。
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