Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第2章 DBミラーリングシステムの運用方法> 2.5 利用者業務の実行

2.5.1 利用者業務を実行するノードの特定

利用者業務を実行するノードを特定する方法を以下に示します。

■正系ノード

Connection Managerを利用して正系ノードのデータベースサーバに接続する場合には、利用者が意識することなく、正本のデータベースで利用者業務を実行することが可能です。

また、利用者がデータベースサーバを特定して接続し、利用者業務を実行することも可能です。

■副系ノード

副本のデータベースでの利用者業務の実行は、利用者が副系ノードのデータベースサーバを特定して接続することで可能となります。

■ノード特定の操作

DBミラーリングシステムを構成しているいずれかのノードで、dxinfコマンドを実行することにより、ノードを特定することができます。

dxinfコマンドを実行して、ノードの情報から接続先(RDBシステム名など)を確認します。

正系ノード:“C”(正系運用)または“S”(昇格正系運用)
副系ノード:“R”(副系運用)

下記表示例では、正系ノードはRDB-NAMEが“dup1”のノードの情報になります。

$ dxinf

表示例


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