Symfoware Server Mirroring Controller 解説書 |
目次 索引 |
第3章 Mirroring Controllerの基礎知識 |
DBミラーリングシステムのファイル構成と役割について説明します。
アプリケーションサーバ
Connection Managerのファイル資源
ファイル資源名 |
役割 |
---|---|
APC動作環境ファイル |
Connection Managerの動作環境を定義するファイルです。 |
データベースサーバ
Mirroring Controllerのファイル資源
ファイル資源名 |
役割 |
---|---|
DCU(DBミラーリング Control Unit)(注) |
データベースの二重化を行う際に利用するリモートコピー環境にあるMirroring Controllerの資源の総称です。
|
RLP(Rerun Log Pipeline) |
RERUNログを送付する実環境です。RLPには以下の資源があります。
|
DBミラーリング動作環境ファイル |
Mirroring Controllerの動作環境を定義するファイルです。 |
BCログ管理ファイル |
RLPの情報を管理するファイルです。 |
資源識別子抽出ファイル |
データベースの二重化を行う際に両ノードのデータベース定義を関連づけるために利用するファイルです。 |
注)DCUの詳細は、“DCUについて”を参照してください。
Symfoware Serverのファイル資源
Symfoware Serverのファイル資源と構成は、“Symfoware Server解説書”を参照してください。
DCUは、2つのRLPで構成され、それぞれがノード間のRERUNログの送付を行う役割を持っています。
この2つのRLPのうち、正系ノードから副系ノードにRERUNログを送付しているRLPを主系RLPと呼び、副系ノードから主系ノードへRERUNログを送付するRLPを従系RLPと呼びます。
DBミラーリングシステムの運用中は、主系RLPを利用し、従系RLPは待機しており、RERUNログの送付は行いません。
従系RLPは、ノード切替えによって主系RLPになり、RERUNログを送付を行います。
DCUの構成を以下に示します。
目次 索引 |