Symfoware Server Mirroring Controller 解説書
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第3章 Mirroring Controllerの基礎知識

3.2 DBミラーリングシステムのプロセス構成

DBミラーリングシステムのプロセス構成と役割について説明します。

[表:DBミラーリングシステムのプロセス]

プロセス名

配置場所

役割

モニタデーモン

データベースサーバ

データベースの二重化の制御とシステムの状態監視を行うプロセスです。両ノードのモニタデーモン間を連携して運用を制御します。
また、異常を検知した場合のノード切替えを行います。モニタデーモンは以下のプロセスで構成します。

  • モニタデーモン
    DBミラーリングシステムの運用制御を行うメインプロセスです。

  • DBミラーリングサービススクリプト
    DBミラーリングシステムのデータベースの二重化を行うプロセスです。

コントローラ

データベースサーバ

データベースの二重化の実処理を行うプロセスで、運用はモニタデーモンによって制御されます。両ノードのコントローラが連携してデータベースのミラー化を実施しています。

監視プロセス

(Connection Manager)

データベースサーバ

監視プロセスは、Connection Managerのプロセスです。アプリケーションサーバとデータベースサーバの相互ダウン監視を行います。
監視プロセスの詳細は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。

APCプロセス

(Connection Manager)

アプリケーションサーバ

APCプロセスは、Connection Managerのプロセスです。また、APCプロセスは、アプリケーションからの要求を受け付け、データベースサーバ上のSymfoware Serverへ処理を依頼します。
APCプロセスの詳細は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。

Symfoware Server

データベースサーバ

データベースエンジンです。
Symfoware Serverのプロセス構成の詳細は、“Symfoware Server解説書”を参照してください。

以下に、各プロセスの関係を示します。

[図:DBミラーリングシステムのプロセス関係図]


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