Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 - |
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第4章 MSCSシステム固有の手順 | > 4.7 MSCSシステム運用時のバックアップ/リストア |
MSCSシステム上でSystemwalker Operation Managerの資源をリストアする手順は以下のとおりです。
なお、Systemwalker Centric Managerをクラスタ運用している場合、[クラスタアドミニストレータ]でSystemwalker Centric Manager用のグループをオフラインにしてからリストアしてください。
[クラスタアドミニストレータ]で、Systemwalker Operation Manager用のグループをオフラインにすることで、クラスタシステムに登録されたSystemwalker Operation Managerのサービスを停止します。
クラスタシステムに登録されていないSystemwalker Operation Managerのサービスは、リストア時に自動的に停止されるため、ここで停止する必要はありません。
所有権を運用系に移動します。移動するには、Systemwalker Operation Manager用のグループにカーソルを位置づけた状態でマウスを右クリックし、[グループの移動]を指定します。
[クラスタアドミニストレータ]ダイアログボックスで、登録した物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオンラインにします。
運用系でウィザードを使用してリストアを実施します。
[スタート]メニューの[プログラム]から[Systemwalker Operation Manager]を選択し、表示されたサブメニューから[ツール]−[運用環境の保守]をクリックします。
以下の画面が表示されますので、表示内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
以下の画面が表示されますので、[運用環境の復元]を選択し、退避データの格納先を指定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。
以下の画面が表示されますので、復元方法を指定し、復元オプションで復元する情報を選択してください。
選択後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
運用系のノードで、かつ、バックアップ時に[共有ディスク上のデータを採取する]オプション選択して採取した退避データの格納先を、リストア時の退避データ格納先に指定した場合に選択可能になります。
以下の画面が表示されますので、設定内容に問題がなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。
リストア処理が開始され、以下の画面が表示されます。
処理が完了すると、以下の画面が表示されます。
以下のコマンドを実行し、運用系のセキュリティ情報を共有ディスクに反映します。
1:1運用待機およびN:1運用待機の場合
mpcssave
2ノード相互待機の場合
mpcssave -s 運用系のサブシステム番号
[クラスタアドミニストレータ]ダイアログボックスで、登録した物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオフラインにします。
soperationmgrコマンドで、クラスタシステムに登録されていないSystemwalker Operation Managerのサービスを起動します。さらに、[クラスタアドミニストレータ]で、Systemwalker Operation Manager用のグループをオンラインにすることで、クラスタシステムに登録されたSystemwalker Operation Managerのサービスを起動します。
ローカルディスクの内容が運用系と待機系の間で同じになっている場合は、待機系の情報をリストアする必要はありません。クラスタシステムをサポートしていない機能が、運用系と待機系で別の情報を持っている場合など、ローカルディスクの内容が運用系と待機系で違う場合は、上記の手順で“運用系”を“待機系”に読み替えてリストアを実施してください。
運用系でのリストア完了後、待機系にバックアップ時よりも以下の新しいデータがある場合は、自動的に運用系に運用中の最新データが反映されます。
次のような運用を行う場合は、それぞれ以下の手順に従ってください。
全ノードでSystemwalker Operation Managerのサービスを停止後、各ノードの以下のファイルを削除してください。削除後、リストアを行うことにより、全ノードに対してバックアップ時の定義によって統一されます。
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER.JM\mpjmcal\caldb\*.*
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\ini\f3crhsvb.ini
Systemwalker Operation Managerのサービスの停止方法は、“MSCSシステムにおけるサービスの起動/停止”を参照してください。
以下の定義内容のいずれかにおいて、各ノード上で固有の定義を行っている場合は、バックアップおよびリストアを各ノードで行う必要があります。
各ノードのバックアップとリストアを行う手順は以下です。
バックアップ手順の詳細は、“MSCSシステム運用時のバックアップ手順”を参照してください。
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER.JM\mpjmcal\caldb\*.*
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\ini\f3crhsvb.ini
このとき、運用系と待機系のバックアップが共に完了するまで カレンダの保存、およびサービス・アプリケーション起動情報の保存は行わないでください。
Systemwalker Operation Managerのサービスの停止方法は、“MSCSシステムにおけるサービスの起動/停止”を参照してください。
リストア手順の詳細は、前述の“MSCSシステム運用時のリストア手順”を参照してください。
[バックアップ手順]の2.で退避を行ったファイルを待機系のノードにコピーします。コピー先はバックアップを行ったディレクトリと同一の場所です。
各ノードで自動反映の設定内容を確認するには、calsetclusterコマンドで行います。calsetcluster.exe -v
コマンドを実行した結果、標準出力に“Disable”と表示されている項目は、自動反映の対象となっていません。
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