Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 - |
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第4章 MSCSシステム固有の手順 |
以下の情報を運用系と待機系とで自動反映するための設定をします。
セキュリティ情報を自動反映するための手順を説明します。
移動するには、Systemwalker Operation Manager用のグループにカーソルを位置づけた状態でマウスを右クリックし、[グループの移動]を指定します。
[所有者]が運用系になっていれば、この作業は必要ありません。
[クラスタアドミニストレータ]で、登録した物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオンラインにします。
“資源の共有ディスクへの移動”で作成した共有ディスク配下のディレクトリが“z:\omgr”の場合の例:
mpaclcls z:\omgr
mpaclclsコマンドの詳細は、“mpaclclsコマンド”を参照してください。
mpcssave
mpcssaveコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
[クラスタアドミニストレータ]で、登録した物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオフラインにします。
移動するには、Systemwalker Operation Manager用のグループにカーソルを位置づけた状態でマウスを右クリックし、[グループの移動]を指定します。
[所有者]が運用系になっていれば、この作業は必要ありません。
[クラスタアドミニストレータ]で、登録した物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオンラインにします。
“資源の共有ディスクへの移動”で作成した共有ディスク配下のディレクトリが“z:\omgr”の場合の例:
mpaclcls z:\omgr
共有ディスクには、それぞれの運用系に接続された共有ディスクを指定してください。
mpaclclsコマンドの詳細は、“mpaclclsコマンド”を参照してください。
mpcssave
mpcssaveコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
[クラスタアドミニストレータ]で、登録した物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオフラインにします。
1.および5.の手順の共有ディスク、3.の手順の“z:omgr”はそれぞれ実際の共有ディスク配下のディレクトリ(例えば、“x:\omgr”)に変更して実施してください。
“資源の共有ディスクへの移動”の、“2ノード相互待機の場合”に示した構成での例を説明します。
ノードaで以下の作業を実施します。
移動するには、Systemwalker Operation Manager用のグループにカーソルを位置づけた状態でマウスを右クリックし、[グループの移動]を指定します。
[所有者]がノードaになっていれば、この作業は必要ありません。
[クラスタアドミニストレータ]で、登録したサブシステム1用の物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオンラインにします。同様に、サブシステム2用の共有ディスクをオンラインにします。
“資源の共有ディスクへの移動”で作成した共有ディスク配下のディレクトリが“z:\omgr1”の場合の例:
mpaclcls -s 1 z:\omgr1
mpcssave -s 1
“資源の共有ディスクへの移動”で作成した共有ディスク配下のディレクトリが“y:\omgr2”の場合の例:
mpaclcls -s 2 -w y:\omgr2
[クラスタアドミニストレータ]で、登録したサブシステム1用の物理ディスクリソースを選択し、共有ディスクをオフラインにします。同様に、サブシステム2用の共有ディスクをオフラインにします。
ノードbで上記1.から6.の作業を実施します。このとき、以下の点を読み替えてください。
mpaclcls -s 2 y:\omgr2
mpcssave -s 2
mpaclcls -s 1 -w z:\omgr1
mpaclclsコマンドおよびmpcssaveコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
カレンダ情報を自動反映するための手順を説明します。
自動反映機能とは、Systemwalker Operation Managerをクラスタシステムに登録する運用の場合に、Systemwalker Operation Managerのサービス機能により、運用系と待機系のカレンダおよびサービスアプリケーション起動機能の設定情報の同期を自動的に取る機能です。
カレンダ情報およびサービス・アプリケーション起動情報の自動反映機能を有効にします。
クラスタシステムを構成するすべての運用系および待機系で、calsetclusterコマンドを実行し、カレンダ情報およびサービス・アプリケーション起動情報の自動反映機能を有効にします。calsetclusterコマンドは、カレンダサービスが停止している状態で実行してください。
以下にコマンド例を示します。
[1:1運用待機ですべての情報を自動反映の対象とする例]
calsetcluster.exe -type s
[N:1運用待機ですべての情報を自動反映の対象とする例]
calsetcluster.exe -type n
[2ノード相互待機ですべての情報を自動反映の対象とする例]
calsetcluster.exe -type e
calsetclusterコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
運用系、待機系それぞれの定義ファイル“calcphost.def”にカレンダ情報およびサービス・アプリケーション起動情報の反映先ホストを定義します。
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER.JM\mpjmcal\etc\calcphost.def
[コントロールパネル]の[サービス]ダイアログボックスから以下のサービスを起動します。
定義ファイル“calcphost.def”の詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
すでに運用中のノードを自動反映の対象とする場合は、あらかじめポリシー配付を実施して、すべてのノード上のカレンダ情報およびサービス・アプリケーション起動情報を同一にしてください。ポリシー抽出する情報は、“カレンダ”および“サービス・アプリケーション起動”のうち、自動反映の対象とする情報です。
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