Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 - |
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第4章 MSCSシステム固有の手順 | > 4.1 MSCSシステムへの登録 |
2ノード相互待機の場合に登録する方法を説明します。
基本的な登録手順は、“1:1運用待機、N:1運用待機の場合の登録”と同じです。ただし、一連の作業をサブシステムごとに実施し、登録するSystemwalker Operation Manager用のグループ名、リソース名、IPアドレス、共有ディスクはサブシステムごとに準備します。
サブシステム1とサブシステム2を作成した場合の登録例を以下に説明します。手順の詳細は、“1:1運用待機、N:1運用待機の場合の登録”を参照してください。
運用系および待機系で、クラスタシステムに登録するSystemwalker Operation Managerの以下のサービスを自動起動しないようにします。
[クラスタアドミニストレータ]で、サブシステム1のSystemwalker Operation Manager用のグループを登録します。
サブシステム2用のグループを登録するときは、[優先所有者]で指定する優先順をサブシステム1とは逆に設定してください。
2)で登録したサブシステム1のグループに対して、リソースを登録します。
クライアントからクラスタシステムに接続するときに使用するIPアドレスを登録します。サブシステム1用の任意のリソース名、IPアドレスを指定してください。
a)のIPアドレスリソースに対応するネットワーク名リソースを登録します。サブシステム1用の任意のリソース名を指定します。
Systemwalker Operation Managerの管理データ保存に使用する共有ディスクを登録します。サブシステム1用の任意のリソース名、サブシステム1用の共有ディスクを指定してください。
以下のサービスを汎用サービスとして登録します。
それぞれのサービスについて、以下の表のように登録します。
サービス |
リソース名 |
サービス名 |
サブシステム1のジョブ実行制御 |
任意 |
Fujitsu MpWalker MpMjes1 |
サブシステム1のジョブスケジューラ |
任意 |
Fujitsu MpWalker MpJobsch1 |
サブシステム1のスケジュール分散機能(注) |
任意 |
Fujitsu MpWalker MpStem1 |
注)スケジュール分散機能が有効な場合のみ
サブシステム2用のサービス名は以下になります。
サービス |
リソース名 |
サービス名 |
サブシステム2のジョブ実行制御 |
任意 |
Fujitsu MpWalker MpMjes2 |
サブシステム2のジョブスケジューラ |
任意 |
Fujitsu MpWalker MpJobsch2 |
サブシステム2のスケジュール分散機能(注) |
任意 |
Fujitsu MpWalker MpStem2 |
注)スケジュール分散機能が有効な場合のみ
セキュリティ情報の自動反映用のアプリケーションを登録します。サブシステム1用の任意のリソース名、サブシステム1用のグループ名を指定してください。コマンドラインは、サブシステム1およびサブシステム2で、以下を指定してください。
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER\mpaclmgr\bin\jmaclapp.exe
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER\mpaclmgr\bin
上記2)、3)の手順をサブシステム2について実施します。そのとき、上記の“サブシステム1”は、“サブシステム2”に読み替えてください。また、グループの登録時に[優先所有者]で指定する優先順は、サブシステム1とは逆に設定してください。さらに、汎用サービスリソースのサービス名は、サブシステム2用のサービス名を登録してください。
クラスタシステムを構成する運用系、待機系のすべてのノードで、クラスタ環境の構築情報を登録するコマンドを実行します。
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.jm\mpcmtool\bin\mpsetcluster.exe
mpsetclusterコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
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