Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第21章 クラスタ運用の定義ファイル

21.2 cluster_ip.csv 定義ファイル

■ファイル名

cluster_ip.csv

■使用用途

本ファイルは、Systemwalker Operation Manager クライアントの格納場所に作成することにより、有効になります。

Systemwalker Centric Managerとの画面連携によって、Systemwalkerコンソールから異常終了したジョブネットの監視画面が起動されます。

ジョブネットの実行先サーバがクラスタ運用されている場合、本定義ファイルに論理IPアドレス、物理IPアドレス、サブシステム番号の対応関係を定義しておくことで、ジョブネットの異常終了発生時の実行サーバ(物理IPアドレス)に関係なく、常に現在の運用系のサーバ(論理IPアドレス)に接続して、ジョブネットの監視画面が起動されるようになります。

■格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\mpjmcl\etc

■ファイル形式

項目名

最大長(バイト)

値の形式

論理IPアドレス

15

IPアドレス(xxx.xxx.xxx.xxx)(注1、注2、注3)

サブシステム番号

1

0〜9(注1、注2)

物理IPアドレス

15

IPアドレス(xxx.xxx.xxx.xxx)(注1、注3)

注1)
先頭が“#”の行は、コメントとなります。
注2)
論理IPアドレスまたはサブシステム番号が、上の行と同じ場合、記述を省略することもできます。
注3)
IPアドレスが2桁、1桁の場合には、先頭に0をつけない形式で記入してください。例えば、“010.003.015.005”でなく、“10.3.15.5”と記入してください。

■注意事項

cluster_ip.csv定義ファイルはSystemwalker Operation Managerのバックアップ、リストアの対象になりません。必要な場合は手動でバックアップ、リストアを行ってください。

■使用例

[1:1運用待機の場合]

#論理IPアドレス,サブシステム番号,物理IPアドレス
172.23.73.10,0,172.23.73.15
,,172.23.73.16

[相互待機の場合]

#論理IPアドレス,サブシステム番号,物理IPアドレス
172.23.73.10,1,172.23.73.15
,,172.23.73.16
172.23.73.20,2,172.23.73.15
,,172.23.73.16


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