Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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目次
索引
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21.1 calcphost.def カレンダ反映先ホスト定義ファイル
■ファイル名
■使用用途
カレンダ反映先ホスト定義ファイルは、カレンダの自動反映機能が有効の状態でカレンダの変更を行ったときに、カレンダ情報を反映させるホストを定義するファイルです。
■格納場所
Windows |
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MPWALKER.JM\mpjmcal\etc |
Solaris |
/var/opt/FJSVjmcal/etc |
HP-UX |
/opt/FHPjmcal/etc |
Linux / Linux for Itanium |
/var/opt/FJSVjmcal/etc |
AIX |
/opt/FAIXjmcal/etc |
■ファイル形式
本定義ファイルの記述形式は、以下のとおりです。
1行ごとに1つの反映先のホスト名、またはIPアドレスを指定し、改行を入れてください。
項目名 |
最大長(バイト) |
備考 |
ホスト名 |
128 |
|
IPアドレス |
15 |
物理IPアドレスを指定してください |
- 登録できるホスト名またはIPアドレスは10個までです。10個を超えた場合、ファイルの先頭から10個までのホスト名またはIPアドレスが有効となります。
- 自ノードのホスト名、またはIPアドレスを含め、登録してください。
- 定義ファイルの保存時は、Systemwalkerのインストール時の文字コード系と同一の文字コード系で保存してください。
- 初期ファイルの1行目にはファイルフォーマットバージョンが記載されています。この1行目の編集は禁止です。
■注意事項
- 本定義ファイルは、Systemwalker Operation Managerの導入時には存在しません。calsetcluster カレンダ自動反映セットアップコマンドで、カレンダの自動反映機能を有効にする設定を行った場合に、初期状態のファイルが作成されます。詳細は、“calsetcluster カレンダ自動反映セットアップコマンド”を参照してください。
- 本定義ファイルは、ポリシー配付の対象外です。
- 本定義ファイルは、カレンダの同期をとる必要があるすべてのノードに対して、同一のファイルを使用してください。他のホストから反映依頼された場合、自ノードの反映先リスト中のホストに該当しない場合、反映は拒否されます。
- 複数のネットワークカードを使用するなど、複数の物理IPアドレスを使用している場合は、OSのコマンドの“hostname”を実行して得られるホスト名、またはホスト名に対応する物理IPアドレスを定義ファイルに記載してください。
■使用例
カレンダの編集が行われた場合、ホスト名 host1、host2、IPアドレスxxx.xxx.xxx.1のホストにカレンダ情報を自動反映する場合の定義例を以下に示します。
@V11L10
#Specify host names or IP addresses on the subsequent lines.
host1
host2
xxx.xxx.xxx.1 |
- 1行目:
- 初期状態から存在します。定義ファイルのバージョンレベルです。編集は禁止です。
- 2行目:
- 初期状態から存在します。編集可能です。1カラム目が“#”の場合は、コメントとなります。
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