Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第18章 出口情報

18.4 ログファイル切換え出口

ジョブスケジューラのログファイル(jobdb1.log,jobdb2.log,jobdb3.log)が切り換わった場合に呼び出される、出口プログラムについて説明します。

【Windows版】

ログファイルが切り換わると、jobdbexit.bat、jobdbexit.exeの順に出口プログラムが検索され、見つかった出口プログラムが呼び出されます。jobdbexit.batが見つかった場合、jobdbexit.exeが存在しても呼び出されません。

利用者がこの出口を利用して、独自の処理を行いたい場合は、同名の出口プログラムを作成して、Systemwalker Operation Managerをインストールしたディレクトリ配下のMpWalker.JM\binディレクトリに格納してください。

【UNIX版】

ログファイルが切り換わると、jobdb.exitの出口プログラムが検索され、見つかった出口プログラムが呼び出されます。

利用者がこの出口を利用して、独自の処理を行いたい場合は、同名の出口プログラムを作成して、ジョブスケジューラをインストールしたディレクトリのbinディレクトリに格納してください。

■出口プログラムに渡されるパラメタ

出口プログラムに渡されるパラメタは、以下のとおりです。

argc  : パラメタの数(2)             (注1)
argv[0] : 出口プログラム名
argv[1] : 切り換えられる前のログファイル名
argv[2] : サブシステム番号(文字列)         (注2)

注1)
Systemwalker Operation Manager EEの場合、パラメタの数は3になります。
注2)
Systemwalker Operation Manager EEのパラメタです。

■注意事項

■プログラム例

ログファイル切換え出口のプログラムを以下に示します。

Windows版の例

/*
   DB-CHANGEというメッセージ事象を発生させる
*/

#include <process.h>

main()
{
    system("jobschmsgevent DB-CHANGE"); 

    exit(0);
}

Solaris版の例

/*
  コンソールにログが切り換わったことを知らせるメッセージが出力される、
  ログファイル切換え出口のプログラム例(Solaris版) 
*/

#include <syslog.h> 
#include <stdio.h>

main(int argc, char **argv) 
{
    openlog("jobsch", LOG_CONS, LOG_USER);
    syslog(LOG_WARNING, "WARNING: Log file was switched. file=%s", argv[1]);
    closelog(); 

    exit(0);
}

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007