Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第17章 API情報> 17.4 アクション管理API【Windows版】> 17.4.1 アクション実行API

17.4.1.5 ポップアップメッセージ送信(全ユーザ)API

ポップアップメッセージ送信(全ユーザ)API(Mp_PopupSession2)について説明します。

■記述形式

long Mp_PopupSession2 (unsigned char *AppName,
            unsigned char *MsgText,
            char *ExeHost)


■機能説明

サーバに接続しているすべてのセッションにポップアップメッセージを送信します。

■パラメタの説明

AppName

呼び出し元のアプリケーション名のアドレスを指定します。アプリケーション名は64バイト以内で指定します。

MsgText

ポップアップに表示するメッセージのアドレスを指定します。メッセージは128バイト以内で指定します。

ExeHost

アクションを実行するホスト名(アクション実行を選択したクライアント)のアドレスを指定します。NULLを指定した場合は、アクション環境設定画面で指定したホストでアクションが実行されます。

■復帰値

正常に要求を受け取った場合は、0以上の整数を返します。0未満の場合はエラーとなります。

MPACT_PARAMERR:
パラメタエラーです。
MPACT_NOMEMORY:
メモリ不足です。
MPACT_NOTMOVE:
アクション管理サーバが起動されていません。
MPACT_COMFAIL:
アクション管理サーバとの通信に失敗しました。
MPACT_SYSERR:
アクション管理サーバでエラーが発生しました。
MPACT_NOTDLL:
アクション要求用DLLがロードできません。
MPACT_EXCEPT:
不当な領域のアドレスが指定されました。

■注意事項

■プログラム例

ポップアップメッセージ送信(全ユーザ)APIのプログラムを以下に示します。

 

#include "f3crhxac.h"

unsigned char *AppName = "ポップアップAPI" ;    //  依頼元アプリケーション名
unsigned char *text    = "システムを停止します。" ;  //  送信するメッセージテキスト
long lrc ;

lrc = Mp_PopupSession2(AppName,text,NULL) ;
if ( lrc < 0 ) {
    /* エラー処理 */
}

/* 正常終了 */

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