Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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目次
索引
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7.10 mjdjdel 分散実行の構成ホスト削除コマンド
■記述形式
mjdjdel [-sys サブシステム番号] hostgroup-name host-name
(注) |
- 注)
- “[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
■機能説明
運用中に分散実行のホストグループから構成ホストを削除するコマンドです。
■オプション
[EE/GEE]
◆-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
■オペランド
◆hostgroup-name
削除したいホストが所属するホストグループ名を指定します。
◆host-name
削除するホスト名を指定します。ホスト名に自ホストを指定しないでください。
■復帰値
復帰値 |
意 味 |
0 |
コマンド処理が正常に終了しました。 |
0以外 |
コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。 |
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium |
/usr/lib/mjes |
■実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。
■注意事項
- Systemwalker Operation Managerサーバ(分散元)でのみ実行できます。
- 分散実行の有効/無効は、運用中に変更することはできません。
- 定義の変更は以下の場合のみ有効です。
- 分散実行キューとして動作している場合([キューの作成/編集]ウィンドウで、[分散実行機能を有効にする]をチェックしている場合)
- ジョブ実行制御サービス/デーモンが起動中の場合
- 変更した内容は、ジョブ実行制御を初期化モードで起動するまでの間、保持されます。ジョブ実行制御を初期化モードで起動すると、分散実行の設定は、初期化ファイルに定義した内容に変更されます。
- ホストグループには最低1つのホストが設定されている必要があります。そのため、ホストグループに設定されているホストが1つしかない場合には、そのホストを本コマンドで削除することはできません。
- 実行中のジョブが残っている状態でホストを削除した場合、ホストは定義上削除され、それ以降、削除したホストにジョブは投入されません。ただし、実行中のジョブはそのまま継続されます。
- 構成ホストに定義した自ホストを削除する場合は、[運用情報の定義]ウィンドウから実施し、本コマンドを使用しないでください。分散実行ジョブが終了コード0x40000999や1などで異常終了する場合があります。
■使用例
ホストグループ“djgroup”からホスト“djhost1”を削除する例を、以下に示します。
C:\>mjdjdel djgroup djhost1
hostgroup = djgroup
hostname = djhost0
maxexec = 20 state = ACT run = 2
hostname = djhost2
maxexec = 5 state = ACT run = 0 |
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