Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第6章 スケジュール分散コマンド |
stemsetdbpath {-p | dbpath [-n] [-r] [-sys サブシステム番号]} |
スケジュール分散機能のデータベースディレクトリを変更します。クラスタ環境において、スケジュール分散機能のデータベースディレクトリを共有ディスク上に再配置する場合に使用します。
運用系で実行する場合は、“-n”オプションを指定せず、スケジュール分散機能のデータベースディレクトリの登録情報の変更と複写をします。待機系で実行する場合は、“-n”オプションを指定し、登録情報のみを変更します。
現在設定されているデータベースディレクトリを表示します。
移動先データベースディレクトリをフルパスで指定します。指定されたディレクトリにstemDBn(n:サブシステム番号)を付加し、スケジュール分散機能のデータベースディレクトリを移動します。
データベースディレクトリの登録情報のみを変更する場合に指定します。省略した場合、移動先ディレクトリにデータベースを移動します。
データベースディレクトリの変更前に、データベースを退避します。変更前のディレクトリと同一ディレクトリにstemDBn.local(n:サブシステム番号)を作成し、データベースを退避します。省略した場合、データベースは退避されません。
データベースディレクトリを変更するサブシステム番号を0から9の範囲で指定します。省略時は、サブシステム0が対象となります。
Windows |
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin |
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ)の権限が必要です。
ジョブスケジューラサービスを停止した環境で実行してください。
stemsetdbpath.exe y:\disk -sys 0 |
サブシステム0のデータベースディレクトリ情報を、「y:\disk\stemDB0」に変更し、データベースを移動します。
stemsetdbpath.exe y:\disk -n -sys 0 |
サブシステム0のデータベースディレクトリ情報を、「y:\disk\stemDB0」に変更します。データベースは移動しません。
stemsetdbpath.exe y:\disk -sys 1 |
サブシステム1のデータベースディレクトリ情報を「y:\disk\stemDB1」に変更し、データベースを移動します。
stemsetdbpath.exe -p |
現在設定されているデータベースディレクトリを表示します。
正常終了 :
MpStem: INFO: stemsetdbpath.exe exited normally.
No. path |
異常終了 : エラー内容が標準出力に表示されます。
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