Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 セキュリティコマンド

2.18 mpsetlogsend_omgrコマンド

■記述形式

mpsetlogsend_omgr

mpsetlogsend_omgr {-n|-y}

mpsetlogsend_omgr [{-n|-y}] -f <出力先ファイル> -k {<保存日数>|unlimit}

mpsetlogsend_omgr -d

■機能説明

Systemwalker Operation Managerが出力する監査ログの出力設定を行います。

■オプション

◆なし

現在の監査ログ出力設定を出力します。出力する情報は以下のとおりです。

LOG NAME          : Systemwalker Operation Manager audit log
LOG OUTPUT        : ON
LOG KEEP DAYS     : 31 day(s)
OUTPUT FILE       : /var/opt/FJSVftlo/audit/log/mp_omgr_auditYYMMDD.log

出力内容は、以下のとおりです。

LOG NAME

対象となる監査ログの名称です。

LOG OUTPUT

監査ログを出力する設定になっている場合には"ON"、出力しない設定になっている場合は"OFF"が表示されます。

LOG KEEP DAYS

過去に出力された監査ログの保存日数を表示します。表示される内容は、"1 day(s)"、"2 day(s)"・・・"99 day(s)"、"unlimited"(無制限)です。

OUTPUT FILE

監査ログの出力先ファイルを表示します。表示される内容のうち、"YYMMDD"の部分は、実際には日時(YY:西暦下2桁、MM:月、DD:日)に置き換えられます。

LOG COLLECTION
(注)

Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能で、監査ログを収集する設定になっている場合は"ON"、収集しない設定になっている場合は"OFF"が表示されます。

COLLECTION FILE
(注)

Systemwalker Centric Manager監査ログ管理機能で、収集対象となっているファイルを出力します。ログ収集設定が一度も行われていない場合は、"-"を出力します。

注) Systemwalker Centric Manager V13.2.0以降の運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバ/運用管理クライアントが共存している場合のみ利用できます。

◆-f <出力先ファイル>

監査ログの出力先をフルパスで指定します。

出力先として指定できる文字数は、246バイト以内です。日本語を含むパスを指定することも可能ですが、言語コードにより指定できる文字数が異なるため注意してください。

ログファイル名は、-fオプションで指定したファイルの末尾に、"YYMMDD.log"(YYMMDDは日付を表す)が付加されます。

例)
-fオプションに、"/var/audit/audit_log"を指定した場合、2006年5月19日に出力されるログファイルは、"/var/audit/audit_log060519.log"となります。

◆-k <保存日数>

監査ログの保存期間を指定します。-kの後に、1〜99(単位:日)の数字、または"unlimit"(無制限)を指定します。100以上の値を指定した場合、パラメタ異常で終了します。"unlimit"を指定した場合、出力した監査ログファイルが削除されずに残ります。

◆-d

監査ログ出力を解除したい場合に指定します。本オプションを指定した場合、監査ログが出力されなくなります。

また、同時にSystemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能による収集も停止します。監査ログ管理機能による収集のみを停止する場合は、-nオプションを指定します。(注)

◆-y (注)

Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能で、監査ログファイルを運用管理サーバへ収集する場合に指定します。本オプションを指定した場合、出力した監査ログは、自動的に運用管理サーバへ収集されます。

また、監査ログ管理機能で収集対象となるファイルの収集設定も、本オプションで更新されます。

◆-n (注)

Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能で、監査ログファイルの運用管理サーバへの収集を一時中止する場合に指定します。本オプションを指定した場合、出力した監査ログは、自動的に運用管理サーバへ収集されなくなります。再度、監査ログを収集するには、-yオプションを指定します。

注)
Systemwalker Centric Manager V13.2.0以降の運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバ/運用管理クライアントが共存している場合のみ利用できます。

■復帰値

復帰値

意味

0

正常終了

1

異常終了

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/usr/bin

■実行に必要な権限

本コマンドは、システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)のみ実行できます。

■注意事項


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007