Linkexpress コマンドリファレンス |
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第8章 ファイル転送コマンド |
メッセージ送信コマンド
lxsndmsg -p 相手システム名 {-m メッセージ | -f メッセージ格納ファイル名} [-e 拡張オペランド記述ファイル名] |
メッセージ送信コマンドは、自システムからの接続要求によって、相手システムへメッセージを送信します。転送コマンド全般の利用方法や動作環境については、「運用ガイド」の「1.6 転送コマンド」を参照してください。
本コマンドはLinkexpress for Windows NT V1.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで実行可能です。
メッセージの受信相手である相手システム名を31文字以内の英数字で指定します。
相手システム名は、ネットワーク定義のnode定義命令のnameオペランドで指定した名前を指定してください。
ネットワーク定義簡易化機能を利用したファイル転送を行う場合は、 "ADDR=IPアドレス"の形式で指定してください。なお、IPアドレスはIPv4形式で指定してください。
送信するメッセージをコマンドで直接指定する場合に使用します。記述できるメッセージの長さは、コマンドの全文長が255文字以内になるように指定してください。当コマンド実行時は-mオプションまたは-fオプションのどちらかを必ず指定してください。両方を同時に指定することはできません。
送信するメッセージをファイルで指定する場合に、メッセージ格納ファイル名を指定します。環境変数LXOFLPATHにメッセージ格納ファイルのディレクトリを設定している場合、相対パスで指定可能です。
当コマンド実行時は-mオプションまたは-fオプションのどちらかを必ず指定してください。両方を同時に指定することはできません。
送信可能なメッセージ長については、以下の値を参考にしてください。
(TCP/IPおよびSANの場合)
メッセージの最大長は拡張オペランド記述ファイルのoutputオペランドの指定値が影響します。
なお、改行コードを含むメッセージテキストの転送では、システムの改行コードの違いにより、起動側と応答側でメッセージ長が異なります。そのため、メッセージ長の最大値は、応答側システムのメッセージ長の最大値を考慮して指定する必要があります。
UNIXサーバからPCサーバへのメッセージ転送の場合、指定可能なメッセージ長の最大値は以下のとおりです。
メッセージの最大長 =(上記のそれぞれの最大値)-(メッセージテキスト内の改行コード数) |
(HICSの場合)
メッセージの最大長はネットワーク定義で指定した通信バッファ長の長さが影響します。
拡張オペランド記述ファイル名を255文字以内の英数字で指定します。環境変数LXEFLPATHに拡張オペランド記述ファイルの格納ディレクトリを設定している場合、相対パスで指定可能です。
拡張オペランド記述ファイル名については、「拡張オペランド記述ファイル」を参照してください。
オプションを省略した場合、コマンドは拡張オペランドの省略値で動作します。
0 : 正常に終了しました。
4 : 正常に終了しましたが、警告エラーがあります。(備考)
8 : 異常終了しました。
12 : システムエラーが発生しました。
備考)現状は"4"で復帰することはありません。"4"は予約値です。運用としては、復帰値"0"と同様、"4"の場合も正常終了として扱ってください。
ネットワーク定義簡易化機能を利用したファイル転送はLinkexpress V4.0L10相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで指定可能です。
相手側システム(メッセージ受信側)が以下の条件に合致する場合は、拡張オペランド記述ファイルのoutputオペランドを省略してください。
または、
outputオペランドについては、「outputオペランド」を参照してください。
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