Linkexpress 利用者プログラム開発ガイド
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第4章 利用者プログラムインタフェース> 4.2 転送コントロール[PCサーバ]> 4.2.6 転送コントロールのプロパティ一覧

4.2.6.6 DataCompress(データ圧縮モード)

[データ型]

String型

[データの値]

Sendメソッド(ファイル指定時)、Receiveメソッド

転送データの圧縮を行うかどうかを指定します。通信プロトコルがFTPの場合、本プロパティの指定値は意味を持ちません。

なお、データ圧縮機能は、データの転送時間を短縮することが目的です。データ圧縮、伸長の処理速度より転送速度の方が遅い回線をご利用の場合に指定してください。また、転送するデータがすでに圧縮されている場合は、データ圧縮を行わないで転送してください。

[データの形式]

'NOCOMP' : 圧縮を行いません。(省略値)

'COMP1' : 圧縮を行います。(FTP+:FLDC1圧縮、HICS:タイプ1圧縮)

'COMP2' : 圧縮を行います。(FTP+:FLDC2圧縮)

'COMP3' : 圧縮を行います。(FTP+:SLCA圧縮)

注) 英大文字/小文字の混在が可能です。

[注意事項]

通信プロトコルがTCP/IP(HTTP系)およびSANの場合、省略してください。指定値にかかわらず'NOCOMP'が採用されます。

また、相手システムがSLCA圧縮をサポートしている場合は、'COMP3'の指定を推奨します。


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