Linkexpress 利用者プログラム開発ガイド |
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第4章 利用者プログラムインタフェース | > 4.1 転送API |
利用者プログラムが使用できるサービスは、一般機能、転送監視機能、付加機能およびジョブ通知機能に分類されます。
一般機能は、起動側システム(注1)で動作する利用者プログラムが転送要求(ファイル送信、ファイル受信、ジョブ起動、メッセージ送信)を行う場合に使用します。転送監視機能は、応答側システム(注2)で動作する利用者プログラムが相手システム(起動側システム)からの転送要求(ファイル送信、ファイル受信およびメッセージ送信)を監視する場合に使用します。付加機能は、サービス中の転送要求や発行中のGETINFサービスを強制終了させたりする場合に使用します。また、ジョブ通知機能は業務や利用者プログラムに対してジョブの動作を通知する場合に使用します。
注1) 起動側システム:
ファイル転送の場合は、ファイル転送の転送要求を契機として能動的にファイル転送を行うシステムです。メッセージ転送の場合は、メッセージを送信するシステムです。
注2) 応答側システム:
ファイル転送の場合は、起動側システムから通信路を通して送られてくる通信プロトコルに従って受動的にファイル転送を行うシステムです。メッセージ転送の場合は、メッセージを受信するシステムです。
利用者プログラムが使用できるサービスを下表に示します。
注)
完了復帰型 : 要求したファイル転送が完了してから関数(サービス)が復帰します。
突き放し型 : ファイル転送の要求だけ行い、関数(サービス)復帰します。ファイル転送結果は、GETINFを発行して受け取ります。なお、同一利用者プログラム内で完了復帰型と突き放し型の混在使用はできません。
応答側転送監視機能を利用した利用者プログラムには以下の2種類の作成方法があります。
詳細は転送監視型(応答側)利用者プログラムの動作例を参照してください。
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