Linkexpress クラスタシステム導入説明書
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目次
索引
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D.2 相互待機のセットアップ手順
■1.前準備
- GDSリソース/Ipaddressリソース(引継ぎIP)は、作成済であること。
- 登録する状態遷移プロシジャの修正および確認を実施。
- それぞれのシステムにLinkexpressのインストールおよび起動確認。
■2.Linkexpressの状態遷移プロシジャおよびリソースの登録
以下の構成を例に説明します。

◆運用-A
- 以下のコマンドを実行します。
- 以下にコマンドの実行例を記述します(Linkexpressのリソース名:Linkexp1とした場合)。
# lxclsetrsc -n Linkexp1 -m o
509 ← lnkexp のリソースIDが通知されます。 |
- 動作環境定義/ネットワーク定義/サーバグループ定義を実施します。
◆待機-A
- 以下のコマンドを実行します。
- 以下にコマンドの実行例を記述します。(Linkexpressのリソース名:Linkexp1とした場合)
# lxclsetrsc -n Linkexp1 -m s
511 ← lnkexp のリソースIDが通知されます。 |
◆運用-B
- 以下のコマンドを実行します。
- 以下にコマンドの実行例を記述します。(Linkexpressのリソース名:Linkexp2とした場合)
# lxclsetrsc -n Linkexp2 -m o
512 ← lnkexp のリソースIDが通知されます。 |
- 動作環境定義/ネットワーク定義/サーバグループ定義を実施します。
◆待機-B
- 以下のコマンドを実行します。
- 以下にコマンドの実行例を記述します(Linkexpressのリソース名:Linkexp2とした場合)。
# lxclsetrsc -n Linkexp2 -m s
510 ← lnkexp のリソースIDが通知されます。 |
■3.クラスタアプリケーションの作成
- "Web-Based Admin View"の"Global Cluster Services"で以下の作業を行います。

- "userApplication Configration Wizard"をクリックし、次の画面で"Resourceの作成"をクリックします。


■4.運用-Aと待機-AのLinkexpressのProcedure作成
- "Resourceタイプ"で"Procedure"を選択し、"Resource名"を任意に変更し、"次へ"をクリックします。


- SysNodeの選択で、"全て追加"をクリックし"次へ"をクリックします。

- プロシジャのクラス選択で、プロシジャクラスします。"SystemState3"を選択し、"次へ"をクリックします。

- プロシジャリソースの選択で、2で指定したLinkexpressのリソース名"Linkexp1"を選択し、"次へ"をクリックします。

■5.運用-Bと待機-BのLinkexpressのProcedure作成
- "Resource名"を任意に変更し、"次へ"をクリックします。

- SysNodeの選択で、"hstcl02RMS"の下に、"hstcl01RMS"を追加"し、"次へ"をクリックします。

- プロシジャのクラス選択で、プロシジャクラス"SystemState3"を選択し、"次へ"をクリックします。

- プロシジャリソースの選択で、2で指定したLinkexpressのリソース名"Linkexp2"を選択し、"次へ"をクリックします。


■6.運用-Aと待機-Aのクラスタアプリケーション作成
- "userApplicationの作成"を選択し、"次へ"をクリックします。

- "userApplication名"を任意に設定し、"次へ"をクリックします。

- SysNodeの選択で、"全て追加"をクリックし"次へ"をクリックします。

- 属性の設定で、"AutoStartUp"および"HaltFlag"を"Yes"に変更し、次へをクリックします。設定の詳細は、PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 を参照してください。

- Resourceの選択で、必要なResourceを追加します。

6.登録情報の確認で、"登録"をクリックします。

■7.運用-Bと待機-Bのクラスタアプリケーション作成
- "userApplicationの作成"を選択し、"次へ"をクリックします。

- "userApplication名"を任意に設定し、"次へ"をクリックします。

- SysNodeの選択で、"hstcl02RMS"の下に、"hstcl01RMS"を追加"し、"次へ"をクリックします。

- 属性の設定で、"AutoStartUp"および"HaltFlag"を"Yes"に変更し、次へをクリックします。設定の詳細は、PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 を参照してください。

- Resourceの選択で、必要なResourceを追加します。


■8.クラスタアプリケーションの起動

- "利用可能な全てのノード"を選択し、"確認"をクリックします。


各画面ログは、PRIMECLUSTER V4.1A20の画面です。
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