Linkexpress クラスタシステム導入説明書 |
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付録A コマンドリファレンス |
クラスタセットアップコマンド
クラスタ環境設定 lxclsetup -m 切替えディスクのマウントポイント -n リソース名 -S|-M|-U [-l 2|3|B] ノンクラスタ環境復元 lxclsetup -r |
lxclsetupコマンドは、クラスタ運用にするために切替えディスクにLinkexpressの資産*1を移動します。また、状態遷移プロシジャの登録およびリソースの登録を行います。
各ノードで、1回実行してください。
*1:Linkexpressの資産については、"C.3 切替えディスク上のLinkexpressの資産"を参照してください。
切替えディスクとなるマウントポイント名を指定します。
例)/cluster1
PRIMECLUSTERまたはSafeCLUSTERへ登録するLinkexpressのリソース名を指定します。
例)lnkexp
-S : スタンバイ運用の待機ノードでの実行時に指定します。
-M : スタンバイ運用の運用ノードでの実行時に指定します。
-U : Linkexpressの資産の移動のみ行い、状態遷移プロシジャの登録およびリソースの登録を行いません。lxclsetrscコマンドを併用する、または、バージョンアップ等の場合に、指定します。
リソースクラスを変更する場合に指定します。
本オプション省略時は、"SystemState3"になります。
2:SystemState2
3:SystemState3
B:BasicApplication
例)-l B
ノンクラスタ環境への復元の場合、指定します。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
lxclsetupコマンドはLinkexpressをインストール後2回以上実行しないでください。2回以上実行した場合、Linkexpressの資産の移動を正常に行えません。
2回以上実行した場合は、Linkexpressを削除および再インストールし、lxclsetupコマンドを実行してください。Linkexpressの削除および再インストールの詳細は、インストールガイドの"5.インストール手順"を参照してください。
クラスタ環境設定では、以下の処理が実施されます。
ノンクラスタ環境復元の手順は以下のとおりです。
1. クラスタ環境設定で移動したディレクトリを復元します。各ファイルについては、移動しません。
# lxclsetup -r |
2.Linkexpressを削除し、再インストールします。
Linkexpressの削除および再インストールの詳細は、インストールガイドの"5.インストール手順"を参照してください。
なお、オプションは、状態遷移プロシジャおよびリソースの削除は実施しません。"PRIMECLUSTER 導入運用手引書"または"SafeCLUSTER 導入運用手引書"を参照の上、実施してください。
以下に指定例を示します。なお、本文中に使用する各種指定値は、次のとおりです。
切替えディスクのマウントポイント:/cluster1
リソース名:lnkexp
・ 運用待機の運用ノードで、クラスタ環境設定を行う場合
# lxclsetup -m /cluster1 -n lnkexp -M |
・ 運用待機の待機ノードで、クラスタ環境設定を行う場合
# lxclsetup -m /cluster1 -n lnkexp -S |
・ Linkexpressの資産を切替えディスクに移動を行う場合
# lxclsetup -m /cluster1 -U |
・ 運用待機で、ノンクラスタ環境復元の場合
# lxclsetup -r |
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