Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 - |
目次
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第3章 導入 | > 3.4 導入作業 |
ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合は、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
Sun Clusterを使用する場合は、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバします。
クラスタセットアップコマンドを実行することで、クラスタの環境構築とフレームワークデータベースの作成を行います。
クラスタのセットアップ、インベントリデータベース、およびヘルプデスクデータベースを続けてセットアップする場合、RDB管理情報専用パーティションのマウント・アンマウントは、セットアップの前と後にそれぞれ1度だけ必要です。
mpsupclt(クラスタの環境設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Primary -i 論理IPアドレス -h ホスト名 -m マウントポイント [-l] [-mix] |
Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPアドレスを指定します。
論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。
共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定します。
環境構築処理で環境構築情報ファイルを利用する場合に指定します。
構築済みのInterstage環境と共存するときに指定します。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Systemwalker Centric Manager V13.2.0 運用管理サーバ on FUJITSU セットアップメニュー /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 1 : Systemwalker Centric Manager環境作成 2 : Systemwalker Centric Manager環境削除 3 : Systemwalker Centric Manager起動 4 : Systemwalker Centric Manager停止 5 : 保守 q : 終了 SELECT ==> 1 |
“y”を入力します。
ObjectDirectorで使用するポート番号を入力します。
デフォルトの設定を使用する場合は入力画面でENTERキーを押します。
[ ObjectDirectorのポート番号設定 ] ObjectDirectorのポート番号を入力してください。 ENTER (Default : 8002)==> |
任意の管理ドメイン名を入力します。
管理ドメイン名は、以下の条件を満たしている必要があります。
省略した場合、管理ドメイン名にはホスト名を指定したものとみなされます。ホスト名に英数字以外の文字が含まれている場合は、ホスト名を変更するか、上記の条件でドメイン名を指定してください。
各データベース用デバイス名を設定します。ここでは、共有ディスクのデータベース用デバイス名を設定します。
以下の通常のデバイス形式を使用しない場合は[Enter]キーを入力してから、共有ディスクのデータベース用デバイス名をフルパスで設定します。
|
通常のデバイス形式 |
---|---|
Solaris版 |
/dev/(r)dsk/〜 |
/dev/〜 |
|
Linux版 |
/dev/〜 |
/dev_symfoware/〜 |
RDB管理情報専用パーティションにファイルシステムを作成している場合、RDB管理情報デバイス名には、[Enter]キーを入力してから、共有ディスク上に設定したRDB管理情報専用パーティションをマウントするディレクトリを設定してください。
共有ディスク上にRDB管理情報専用パーティションが用意できない場合は、共有ディスク上に設定した共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを任意のディレクトリとして設定することができます。そのほかのディレクトリ(ローカルディレクトリ)を任意のディレクトリとして設定することはできません。
クラスタ運用を行う場合、RDBディクショナリ用、RDBログファイル用、データベーススペース用にレギュラーファイルを指定しないでください。
【Solaris版】
[ データベース用デバイス設定 ] +-------------------------------------------------------------------+ | 通常のデバイス形式( /dev/(r)dsk/c?t?d?s? )以外のデバイスを、設定 | | する場合は、一度 ENTER KEY を入力してフルパスで設定してください。| +-------------------------------------------------------------------+ RDB管理情報デバイス名を入力してください。 ( format : /dev/dsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/dsk/ RDB管理情報を任意のディレクトリ配下に作成する場合は、 フルパスで指定してください。 ENTER ==> /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s3 RDBディクショナリ用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/rdsk/ "r"と入力するとレギュラーファイル"/SWFWDB/swdic"の指定となります。 ENTER ==> /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s4 RDBログファイル用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/rdsk/ "r"と入力するとレギュラーファイル"/SWFWDB/swlog"の指定となります。 ENTER ==> /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s5 データベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/rdsk/ "r"と入力するとレギュラーファイル"/SWFWDB/swdb"の指定となります。 ENTER ==> /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s6 |
【Linux版】
[ データベース用デバイス設定 ] +-------------------------------------------------------------------+ | 通常のデバイス形式(/dev/hd??、/dev/raw/raw?)以外のデバイスを設定 | | する場合は、一度 ENTER KEY を入力してフルパスで設定してください。 | +-------------------------------------------------------------------+ RDB管理情報デバイス名を入力してください。 ( format : /dev/hd?? ) ENTER ==> /dev/sdb5 RDBディクショナリ用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/raw/raw? ) ENTER ==> /dev/raw/raw1 RDBログファイル用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/raw/raw? ) ENTER ==> /dev/raw/raw2 データベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/raw/raw? ) ENTER ==> /dev/raw/raw3 |
[ データベース用デバイス設定 ] +-------------------------------------------------------------------+ | 通常のデバイス形式( /dev/????、/dev_symfoware/???? )以外のデバ | | イスを設定する場合は、一度 ENTER KEY を入力してフルパスで設定 | | してください。 | +-------------------------------------------------------------------+ RDB管理情報デバイス名を入力してください。 ( format : /dev/???? ) ENTER ==> /dev/hda5 RDBディクショナリ用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev_symfoware/???? ) ENTER ==> /dev_symfoware/cmgr_raw1 RDBログファイル用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev_symfoware/???? ) ENTER ==> /dev_symfoware/cmgr_raw2 データベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev_symfoware/???? ) ENTER ==> /dev_symfoware/cmgr_raw3" |
作成するフレームワークデータベースの領域を設定します。
設定情報を確認し、“y”を入力します。フレームワークデータベースの作成を開始します。
環境作成が正常に終了した場合は、以下のメッセージが出力されます。以下のメッセージが出力されなかった場合は、再度、環境を作成してください。
Systemwalker Centric Manager環境作成は正常終了しました。 |
Systemwalker Centric Manager GEEの場合で、グローバルサーバを監視対象とするときは、SVPM連携および監視対象システムの監視パスについて定義します。詳細は、“Systemwalker Centric Manager GEE説明書”を参照してください。
インストール時に資源配付サーバを選択した場合は、インベントリデータベースを作成してください。インベントリデータベースの作成については、“インベントリ収集機能を使用する場合”を参照してください。
クラスタのセットアップに失敗した場合、“クラスタセットアップ時に出力するメッセージと対処方法”を参照してください。
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