Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
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第3章 導入> 3.3 環境構築前の準備

3.3.5 ServerView Linuxバンドルモデルに導入する場合の注意事項

ServerView Linuxバンドルモデルに Systemwalker Centric Manager を導入する場合、プライマリノード、セカンダリノードそれぞれでServerView Linux の設定を変更する必要があります。

後述の設定手順に従って作業を行ってください。

ただし、ServerViewトラップ転送プログラムを導入することで、ServerView AlarmServiceとの共存が可能です。

ServerViewトラップ転送プログラムは、富士通のホームページ(http://jp.fujitsu.com/)の「ダウンロード」から以下の方法で入手することができます。

◆ServerView(AlarmService)導入済み環境にSystemwalker Centric Managerを導入する場合

  1. ServerView のアラーム設定の再定義

    ServerView Linux のエージェント側でアラーム設定を行っている場合、ServerView Consoleでそれぞれのサーバで定義していた設定を再定義する必要があります。

    アラーム設定の定義方法の詳細については“ServerView ユーザーズガイド”を参照してください。

  2. ServerView Linux の SNMPトラップ送信先の追加・変更

    SNMPトラップ送信先を、運用管理サーバに設定します。

    ServerView のアラーム設定を利用している場合には、運用管理クライアントも SNMPトラップ送信先に設定する必要があります。

    ServerView Linux の SNMPトラップ通知先の追加および変更方法は

    “ServerView ユーザーズガイド”を参照してください。

  3. AlarmService のアンインストール

    Linuxサーバ上の ServerView の[AlarmService]をアンインストールします。

    ServerView が動作している Linuxサーバ上で以下のコマンドを実行してください。

    rpm -e AlarmService

  4. SNMPトラップデーモンの自動起動を抑止

    Linuxサーバの SNMPトラップデーモンが自動起動するように定義されている場合、自動起動しないように設定を変更する必要があります。

    以下の手順で設定を変更します。

    1. スーパーユーザでログインし、以下のコマンドを実行します。

      /usr/sbin/setup

      →メニュー画面が表示されます。

    2. [System Service]を選択し、[Enter]キーを入力します。

      →[サービス]画面が表示されます。

    3. [snmptrapd]の項目に付いている[*]を外します。

      [*]印を外すには、項目にカーソルを合わせ、[Space]キーを押します。

    4. [Tab]キーで[OK]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力します。
    5. [Tab]キーで[停止]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力します。

      →setup が終了します。

◆Systemwalker Centric Manager 導入済み環境に ServerView(AlarmService)を導入する場合

  1. ServerView Linux の SNMPトラップ送信先の追加・変更

    SNMPトラップ送信先を、運用管理サーバに設定します。

    ServerView のアラーム設定を利用している場合には、運用管理クライアントも SNMPトラップ送信先に設定する必要があります。

    ServerView Linux の SNMPトラップ通知先の追加および変更方法は

    “ServerView ユーザーズガイド”を参照してください。

  2. AlarmService のアンインストール

    Linuxサーバ上の ServerView の[AlarmService]をアンインストールします。

    ServerView が動作している Linuxサーバ上で以下のコマンドを実行してください。

    rpm -e AlarmService

  3. SNMPトラップデーモンの自動起動を抑止

    Linuxサーバの SNMPトラップデーモンが自動起動するように定義されている場合、自動起動しないように設定を変更する必要があります。

    以下の手順で設定を変更します。

    1. スーパーユーザでログインし、以下のコマンドを実行します。

      /usr/sbin/setup

      →メニュー画面が表示されます。

    2. [System Service]を選択し、[Enter]キーを入力します。

      [サービス]画面が表示されます。

    3. [snmptrapd]の項目に付いている[*]を外します。

      [*]印を外すには、項目にカーソルを合わせ、[Space]キーを押します。

    4. [Tab]キーで[OK]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力します。
    5. [Tab]キーで[停止]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力します。

      →setup が終了します。

       


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