Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 保守> 5.3 リストア【Windows版】

5.3.2 定期保守用のリストア

定期保守用のバックアップで、バックアップしたデータをリストアします。

復旧時などに、主系サーバ、従系サーバのそれぞれの用途に合わせてリストアを実施してください。

ヘルプデスク機能を使用し、主系データを従系サーバにリストアした場合は、従系サーバの[オプション定義]ダイアログボックスで以下の設定を実施してください。詳細は“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

ローカルコンピュータ上のAdministratorユーザでログオンし、以下の手順で操作します。

■機能別の運用データのリストア

それぞれ、以下のリストアを実施します。

  1. [Systemwalker Centric Manager]−[ツール]-[運用環境の保守]を起動します。

    →[運用環境保守ウィザード]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [次へ]ボタンをクリックします。

    →[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[退避データ復元方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  4. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[処理の実行]ダイアログボックスが表示され、処理を実行します。

  6. [処理完了]ダイアログボックスが表示されます。
    [完了]ボタンをクリックします。

  7. バックアップ前に利用していた機能を、リストア後に利用しない場合は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照し、必要な設定を行ってください。

従系サーバを主系サーバに切り替える場合は、主系サーバのヘルプデスクデータベースをバックアップし、従系サーバのデータベースにリストアしてください。

 

■ヘルプデスク機能の設定

ヘルプデスク機能を使用し、主系データを従系サーバにリストアした場合は、以下の設定を行います。

◆従系サーバでの設定

  1. 従系サーバで、ヘルプデスククライアントの接続先の再設定が必要です。

    設定方法については、“ヘルプデスククライアントでの設定”を参照してください。従系サーバでは、接続定義名は、1番目に自身(従系サーバ)のデータベースに接続する定義のみを行ってください。

  2. 従系サーバで、ヘルプデスクの従系切り替えを行います。

    以下のコマンドを実行します。

    Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin\f3crbaut /b


    f3crbaut(運用管理サーバ二重化運用(連携型)ヘルプデスク主系/従系切り替えコマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

  3. 従系サーバで以下の設定を行います。

    設定手順の詳細については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”を参照してください。


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