Systemwalker Centric Manager インターネット適用ガイド DMZ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第4章 導入

4.7 リモート操作を行うための設定

リモート操作を行うための設定について説明します。リモート操作を行うには、運用管理サーバからDMZ上の業務サーバに対して、[TCP1513]のプロトコルを通すようにFirewallの設定を行います。

また、Live Help Connectを経由する場合は[TCP1513]、[TCP1514]、[TCP1657]を通すように設定します。

Firewallの設定については、Firewallのマニュアルを参照してください。

 

■Live Help Connectを使用する場合の認証設定

Live Help Connectを使用する場合の設定について説明します。

Live Help Connectを使用する場合、管理元の[リモート操作エキスパート]、および管理されるアウトソーシング先の[リモート操作クライアント]に対して、Live Help Connectへのアクセス権を与える必要があります。

Live Help Connectで[認証]を作成し、管理元の[リモート操作エキスパート]、および管理されるアウトソーシング先の[リモート操作クライアント]に配付します。

認証設定の手順を以下に示します。設定手順の詳細については、“Live Help Connect 管理者ガイド”を参照してください。

 

  1. Live Help Connectがインストールされたコンピュータで、[スタート]メニューから[プログラム]−[Live Help]−[Connect管理]を選択します。

    →[Live Help Connect管理]ウィンドウが表示されます。

  2. [ディスパッチャー]メニューから[接続]を選択します。

    →[ディスパッチャー情報]ダイアログボックスが表示されます。

  3. Live Help Connectのホスト名、またはIPアドレスを指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[Live Help Connect管理]ウィンドウに、指定したホスト名、またはIPアドレスのタブが表示されます。

  4. [表示]メニューから[認証]を選択します。

    →[Live Help Connect管理]ウィンドウに認証IDが表示されます。

  5. [認証]メニューから[追加]を選択し、認証を新規作成します。

    →[認証の編集]ダイアログボックスが表示されます。

  6. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[Live Help Connect管理]ウィンドウに作成した[認証ID]が表示されます。

  7. 作成した認証を配付します。
    1. 表示されている[認証ID]のリストから、配付する[認証ID]を選択し、右クリックします。

    2. 以下の認証ファイルの保存が選択できます。
      • [Client配付用に認証ファイルを保存する]:管理されるアウトソーシング先の[リモート操作クライアント]:CLIENTCR.DAT
      • [Expert配付用に認証ファイルを保存する]:管理元の[リモート操作エキスパート]:EXPERTCR.DAT

      →[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。

    3. [リモート操作エキスパート]、および[リモート操作クライアント]のインストールフォルダにそれぞれ格納します。

       

    既存の認証ファイル(All.Admin、All.Expert、All.Client)については、セキュリティ上、削除することを推奨します。

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