Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 1.8 注意事項 |
クライアント機能に関する留意事項を示します。なお、各項目ごとに、Windows(R) 2000、Windows(R) XPまたはWindows Vistaに関する留意事項かを示しています。すべてに共通する留意事項は“共通”と示しています。
1台のクライアントに複数のシステムがインストールされている場合、業務(運用)で使用するシステムにだけ、資源配付をインストールしてください。
クライアントにおいて、業務情報に対応する資源グループ名を設定する際には、サーバで業務登録してある資源グループ名と大文字/小文字まで含めて、完全一致させておいてください。
[資源配付クライアント設定]の業務削除処理を行った場合、削除した資源グループ名をすぐに登録しないでください。登録する場合は、業務削除処理を終了した後、[業務情報]設定ダイアログボックスを保存終了し、再度登録処理を行ってください。
使用しているディスプレイドライバによっては、COMPRESS.EXEが正常に動作しないことがあります。データ圧縮機能を使用したアップロード処理を実施する場合は、あらかじめ、COMPRESS.EXEをプログラムマネージャから起動して、正常に動作することを確認しておいてください。
また、正常に動作していた圧縮処理が、処理を繰り返していると、正常に動作しなくなることがあります。この場合、強制終了ボタンで資源配付クライアントを終了し、Windows(R)システムをリセットして、再度アップロードしてください。
メモリの制約上、[アップロードファイル選択]ウィンドウの表示には限界があります。特にサブディレクトリを有効にした場合には注意が必要です。表示可能ファイル数を超える場合には、ウィンドウを表示できないことがあります。この場合は、アップロード取り出しディレクトリの階層を分けて運用してください。
メモリの制約上、[アップロード結果]ウィンドウの表示には限界があります。アップロード対象資源数が多数の場合には、メモリ不足が発生し、[アップロード結果]ウィンドウを表示できないことがあります。しかし、通信には異常はありません。アップロード結果は、メンテナンスLOGファイルに保存されていますので、テキストエディタ等を使用して、アップロード結果を確認してください。なお、ファイル名は、[資源配付クライアント設定]の[実行環境]設定ダイアログボックスの[メンテナンスLOGファイル名]です。
資源配付の管理ファイルをアップロードしないでください。誤動作の原因となります。
ダウンロード機能および適用機能を、スタートアップグループに登録して、資源のオンライン配付を行う場合、スタートアップグループに登録してある他のアプリケーションの資源は、オンライン配付の資源として扱わないでください。また、ダウンロード終了後の処理を、Windows(R)終了に設定しないでください。
Windows(R) 2000、Windows(R) XPおよびWindows Vistaシステムにおいて、資源配付クライアントをサービスとして起動する場合、システムの[スタートアップ]から業務/運用アプリケーションを起動する運用では、業務/運用アプリケーションが扱う資源のダウンロードによる業務/運用アプリケーションのアップグレードが、正常に動作しない場合があります。
業務/運用アプリケーションは、システムの[スタートアップ]でなく、資源配付クライアントの業務起動用バッチファイル(NSTART.BATおよびASTART.BAT)に、コマンドで登録してください。
スタートアップ拡張機能について、以下の点に注意してください。
スタートアップ拡張機能が起動するダウンロード機能を、アイコン状態/最小化状態で実行させる場合は、以下のように設定します。
強制配付の対象クライアントがDHCPクライアントである場合、対象クライアントのシステム名をWINSサーバに登録する必要があります。
アップロード処理中およびダウンロード処理中に、ログオフまたはシャットダウンすることはできません。処理を中断する場合は、資源配付クライアントの中断処理を行ってください。また、世代チェック中、適用処理中、適用結果通知中にタスクマネージャから、資源配付クライアントを終了させないでください。
ファイルシステムがFATまたはVFATの場合、ファイルシステムの制約上、ルートディレクトリに存在できるファイルの総数は512ファイル以下です。
適用先ドライブがFATまたはVFATの場合、ルートディレクトリに存在するファイルの総数が512ファイルを超えないようにしてください。
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