Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 資源を配付するための動作環境を定義する |
Systemwalker Centric Managerは、DNS、WINS、DHCPを利用した環境に適用できます。
資源配付では、DNS、WINS、DHCPを利用した環境に適用できます。これにより以下のことが可能となります。
システム名(ノード名)をホスト名、IPアドレス、DNSの完全修飾ドメイン名(以降、DNS名と呼びます)、およびNetBIOSのコンピュータ名(以降、コンピュータ名と呼びます)で扱えます。
クライアント移設時にシステム情報の定義変更が不要です。
以下に、DNS、WINS、DHCPそれぞれの環境について説明します。
DNS(Domain Name System)環境
DNS名をシステム名として扱えます。
WINS(Windows Internet Name Service)環境
コンピュータ名をシステム名として扱えます。hostsファイルの定義は不要です。
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)環境
ネットワークアドレスを自動的に割り当てることができるため、システム移設時の定義変更が不要です。
“表:DNS、WINS、DHCPの対象システム”に、DNS、WINS、DHCPの対象システムを示します。
対象システム |
DNS |
WINS |
DHCP |
Windows(R) 2000 サーバ |
○ |
○ |
○(注) |
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE サーバ |
○ |
○ |
○(注) |
Windows(R) 2000 クライアント |
○ |
○ |
○ |
Windows(R) XP クライアント |
○ |
○ |
○ |
Windows Vista クライアント |
○ |
○ |
○ |
UNIXサーバ |
○ |
− |
○(注) |
○ : 使用可能、 − : 使用不可
注) DHCPを利用するネットワーク上に、DHCP非対象システムを接続する場合、DHCP非対象システムで設定した固定IPアドレスと、DHCPが割り当てる[IPアドレス]が重複する可能性があります。このために、DHCP非対象システムの[IPアドレス]を、DHCPサーバ上に予約する必要があります。
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