Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 1.8 注意事項 |
部門管理サーバまたは業務サーバが、Systemwalker Operation Managerと共存する環境の場合、“Systemwalker ACL Manager”サービスが停止している状態では、資源配付の操作をすることができません。
“Systemwalker ACL Manager”サービスを起動させてから、資源配付を操作してください。
資源またはメンテナンス版数を複数世代ダウンロードしたとき、前世代がIPL適用、または適用予定日時を経過していた場合、後世代を即時適用でダウンロードすると、前世代も即時に適用されます。
資源グループの属性情報を使用する場合、以下の注意が必要です。
属性情報を使用する必要性
資源グループの属性情報とは、各資源グループ毎に一律に設定されていた資源属性(own_gennum、other_gennum、apply_gennum、newgen)を、各資源グループ毎に設定する事が可能となる機能であり、資源グループの用途およびディスク容量等に応じて、他の資源グループと区別したい場合に指定します。
本機能は、以下のような場合に使用します。
ある資源グループだけ大量のディスク容量を使用するために、部門管理/業務サーバ側で資源受信時に保持する世代を少なくして、ディスク容量を確保する。
クライアントへのダウンロード資源で、特定資源グループだけ、最新世代だけをダウンロードしたい場合。
属性情報の設定
資源グループの属性情報の設定は、drms編集ファイルで指定した値とは違う値にしたい場合に指定するもので、各資源グループ毎に登録時または送信時に設定する事ができます。資源グループの属性情報を一律にしたい場合には、資源グループ毎の属性情報を設定しない事により、各サーバのdrms編集ファイルで設定した値で統一されます。
属性情報の反映契機
資源登録時に指定したown_gennum、other_gennum、apply_gennumは、資源を登録した時点では、保有世代への反映は行いません。サーバで資源を受信または移入された後からその値が有効となります。そのため、該当資源を適用した時や次の世代を受信した時に、その値に従って処理されます。
メンテナンス版数内に登録される資源グループについては、資源グループの属性情報を設定してもその値は有効となりません。メンテナンス版数で設定された属性情報が有効となります。
ただし、メンテナンス版数で設定した値が有効となるのは、そのメンテナンス版数に登録されている資源グループだけです。前世代のメンテナンス版数にしか登録されていない資源グループについては、その前世代で設定されていた値がそのまま使用されます。
属性情報設定時の留意事項
属性情報の設定は、世代単位でなく資源グループ単位の設定となるので、最後に設定した値が有効となります。また、全サーバのシステム間で同一の値が設定される事となります。
属性情報を設定した共通メンテナンス版数および個別資源グループを、V4.0L10以前のサーバに送信した場合、その情報は無効となります。
サーバ-サーバ間でHTTPまたはセキュリティ付きHTTP通信を行う際、大量データの送信を行うと、以下に示すメッセージおよびエラーコード(EINTR)が出力され送信に失敗することがあります。
この場合は、送信監視タイマが時間切れを検出しているため、DRMS編集ファイルのstimerオペランドの指定値を大きくして、再試行してください。
[741]相手サーバへの送信処理でエラーが発生しました。ノード名( )、エラーコード(EINTR)、詳細情報( )。
運用管理サーバにおけるDRMS編集ファイルのautorelyパラメタを以下に設定してください。
autorely = YES
以下のコマンド投入を行ってください。“ノード名”には上位サーバで定義している宛先システムのノード名を指定してください。
drmsmdfy -a sys -k own -n ノード名 -s 自システム名
各種コマンドの投入や資源配付関連の設定ファイルの編集は、日本語(UTF-8)のコンソールから実施しないでください。EUCのターミナルで実施してください。
適用するファイルに、日本語(UTF-8)は使用できません。
適用先ディレクトリに、日本語(UTF-8)は使用できません。
各種コマンドで指定するディレクトリ名に、日本語(UTF-8)は使用できません。
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