Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 メッセージラベルのあるメッセージ

[UNIX]
2.45 MpFwsecで始まるメッセージ

 


 

MpFwsec: INFO: 00001: Systemwalker ACL Manager has started.

【メッセージの意味】

ACLマネージャが起動しました。

【対処方法】

対処する必要はありません。


 

MpFwsec: INFO: 00002: Systemwalker ACL Manager has ended.

【メッセージの意味】

ACLマネージャが停止しました。

【対処方法】

対処する必要はありません。


 

MpFwsec: ERROR: 00003: Systemwalker ACL Manager abnormally ended.(%1:%2)

【メッセージの意味】

ACLマネージャが異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: 異常発生箇所

%2: 詳細コード

【システムの処理】

デーモンは終了します。

【対処方法】

システムを再起動してください。

再起動後も同じメッセージが出力される場合は、保守情報収集ツールを使用し、[framework]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。


 

MpFwsec: WARNING: 00004: Could not set Access rights to %1.(domain: %2 account: %3)

【メッセージの意味】

論理ツリーにアクセス権を設定できませんでした。

【パラメタの意味】

%1 : アクセス権を設定できなかった論理ツリー名

%2 : アクセス権を設定できなかったアカウントのドメイン名

%3 : アクセス権を設定できなかったユーザ名

【対処方法】

ACLマネージャのデーモン(/usr/lib/MpFwsec)が起動されていることを確認してから、アクセス権を設定し直してください。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“画面のアクセス権を定義する”を参照してください。

起動していない場合は、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。Systemwalker Centric Managerの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。


 

MpFwsec: WARNING: 00005: IPC key is already in use. (key: %1)

【メッセージの意味】

IPCキーが既に使用されていたため、セマフォが獲得できませんでした。

【パラメタの意味】

%1 : セマフォ獲得時に使用したIPCキー

【対処方法】

ACLマネージャのデーモン(/usr/lib/MpFwsec)が起動されていることを確認してください。

起動している場合は、特に対処する必要はありません。

起動していない場合は、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。Systemwalker Centric Managerの再起動については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。


 

MpFwsec: WARNING: 00006: The audit log is full. Create a backup file. (file name: %1)

【メッセージの意味】

監査ログファイルがいっぱいになりました。必要に応じて、ファイルをバックアップしてください。

【パラメタの意味】

%1 : いっぱいになった監査ログファイル名

【対処方法】

必要に応じて、いっぱいになった監査ログファイルをバックアップしてください。監査ログファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド セキュリティ編”の“ACLマネージャの監査ログ”を参照してください。


 

MpFwsec: WARNING: 00007: The audit setup log is full. Create a backup file. (file name: %1)

【メッセージの意味】

監査環境設定の操作ログファイルがいっぱいになりました。必要に応じて、ファイルをバックアップしてください。

【パラメタの意味】

%1 : いっぱいになった監査環境設定の操作ログファイル名

【対処方法】

必要に応じて、いっぱいになった監査環境設定の操作ログファイルをバックアップしてください。監査ログファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド セキュリティ編”の“ACLマネージャの監査ログ”を参照してください。


 

MpFwsec: WARNING: 00008: Could not generate an audit record.(%1)

【メッセージの意味】

監査記録が生成できませんでした。

【パラメタの意味】

%1 : 監査記録の生成に失敗した原因詳細

【対処方法】

監査設定表示コマンド(mplstaudit)を使用して、監査記録環境が正しく設定されているか確認してください。mplstaudit(監査設定表示コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。


 

MpFwsec: WARNING: 00009: Access control information was restored incompletely. For details, see %1.

【メッセージの意味】

リストア(移行)できなかったアクセス権情報があります。

【パラメタの意味】

%1 : リストア(移行)でのエラー原因詳細を記録したファイル名

【対処方法】

ファイルを参照し、エラー原因を取り除いてから、再度リストア(移行)してください。

ファイルに“[user does not exist.]”が出力されている場合は、下記の1)または2)に該当するユーザが、リストア(移行)先に存在することを確認してから、再度リストア(移行)してください。

ファイルに”[user is in use.]”が出力されている場合は、下記の1)に該当するユーザ(システム管理者を除く)が、OSにログインしていないことを確認してから、再度リストア(移行)してください。

  1. セキュリティロールに所属しているユーザ
  2. Systemwalkerコンソールで、ツリーにアクセス権が設定されているユーザ

 

MpFwsec: INFO: 00011: Created semaphore. (id: %1 key: %2)

【メッセージの意味】

セマフォを作成しました。

【パラメタの意味】

%1: 作成したセマフォのID

%2: セマフォ作成に使用したキー

【対処方法】

対処する必要はありません。

ID 0のセマフォが作成された場合、本メッセージは出力されず、“Deleted Semaphore”のメッセージのみ出力されることがありますが、問題ありません。


 

MpFwsec: INFO: 00012: Deleted semaphore. (id: %1)

【メッセージの意味】

セマフォを削除しました。

【パラメタの意味】

%1: 削除したセマフォのID

【対処方法】

対処する必要はありません。


 

MpFwsec: WARNING: 00015: The system could not backup the access control information for some functions. For details, see %1.

【メッセージの意味】

退避できなかったアクセス権情報があります。

(本メッセージはクラスタ運用環境でのみ発生します)

【パラメタの意味】

%1: 退避でのエラー原因詳細を記録したファイル名

【対処方法】

ファイルを参照し、エラー原因を取り除いてから、手動でアクセス権情報を退避してください。手動で退避するには、セキュリティ情報退避コマンド(dmcssave)を実行してください。dmcssave(セキュリティ情報退避コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

また、ファイルに“[user does not exist.]” が出力されている場合は、下記の1)または2)に該当するユーザが、クラスタを構成している各サーバ上に存在することを確認してから、手動でアクセス権情報を退避してください。

ファイルに、”[user is in use.]”が出力されている場合は、下記の1)に該当するユーザ(システム管理者を除く)が、OSにログインしていないことを確認してから、手動でアクセス権情報を退避してください。

  1. セキュリティロールに所属しているユーザ
  2. Systemwalkerコンソールで、ツリーにアクセス権が設定されているユーザ

 

MpFwsec: WARNING: 00016: Unable to create a semaphore.

【メッセージの意味】

セマフォを作成することができませんでした。

【対処方法】

システムパラメタのセマフォの設定値が適切であるか確認し、システムパラメタをチューニングしてください。

設定値の詳細については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”の運用管理サーバ/部門管理サーバ・業務サーバの各章の“システムパラメタのチューニング【Solaris版/Linux版】”を参照してください。


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