Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3章 サンプルスクリプトのカスタマイズ> 3.2 メッセージ監視アクション型スクリプトのカスタマイズ

3.2.9 イベントファイル出力

■機能説明

処理対象イベントの情報をファイルに出力します。

■サンプルスクリプトファイル

OS種別

格納場所とファイル名

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\scEventLoging.swt

Solaris

/etc/opt/FJSVssc/sample/scEventLoging.swt

Linux

/etc/opt/FJSVssc/sample/scEventLoging.swt

HP-UX

提供なし

AIX

提供なし

■編集可能な項目

プロシジャ名

プロシジャ名の規約に従い編集します。
必ずプロシジャ名の先頭文字は“Usr”にします。

出力ファイル名

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
対象イベントの情報を出力するファイル名を定義します。

出力ファイルサイズ

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
対象イベントの情報を出力するファイルを切り替えるサイズを定義します。
出力ファイルのサイズがこの値以上になると、その内容を“出力ファイル名.0”に残して、出力ファイルの内容をクリアします。

出力テキスト

可変情報操作処理の規約に従い編集します。
以下のイベント情報が参照できます。

■注意事項

■使用例

特定のアプリケーション(ラベルが"DBAPL")から出力されるイベントのみをファイルに出力させるようにします。出力ファイルには、イベント発生時刻、重要度、ノード名、イベントテキスト情報を格納するようにします。

◆編集内容

プロシジャ名

set ProcName UsrDBAPL

出力ファイル名の定義

set LogFile {DBAPLEvent.log}

出力ファイルサイズ

set FileSize 500

出力テキスト

set OutText "$Timestamp $SeverityText $NodeName $EventText"

◆イベント監視の条件定義

ラベルの特定:DBAPL
プロシジャ名:UsrDBAPL

◆出力例

出力ログファイル(DBAPLEvent.log)の内容例

2004/03/21 08:00:45 一般 dbnode1.xxx.com DBAPL: DBサービスが開始しました。
2004/03/21 08:15:42 警告 dbnode1.xxx.com DBAPL: 登録されていないコマンド(xyz)が呼び出されました。
2004/03/21 08:20:53 一般 dbnode1.xxx.com DBAPL: XXXサービスが開始しました。
2004/03/21 09:30:28 重要 dbnode1.xxx.com DBAPL: XXXサービスは停止状態に入りました。
・・・

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