Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 文法 | > 2.3 Systemwalkerスクリプトで使用するコマンド・制御文 |
スクリプト行を実行して処理例外をトラップします。
スクリプト実行時の処理例外とは、スクリプトの処理がそこで打ち切られ、プロセス自体が強制終了されるエラーです。このようなエラーが発生する例として、実行中のスクリプトに文法エラーや値未設定の変数に対する変数置換のほかに、ファイルオープン時のエラー(openコマンド)や、実行プロセスの終了コードが0以外(execコマンド)など、実行時の条件によって発生するものがあります。
catchコマンドはこのような処理例外の発生時に、独自のリカバリ処理を行い、スクリプトのプロセスが終了するのを防ぐために使用します。
catch {script} 【varname】 |
0: |
処理例外は発生しませんでした。 |
0以外: |
処理例外が発生しました。 |
この場合、グローバル変数errorCodeに、詳細情報として以下の値が格納されます。
CHILDSTATUS pid exitcode |
CHILDKILLED pid sigName msg |
CHILDSUSP pid sigName msg |
ARITH errName msg |
POSIX errName msg |
NONE |
ファイルを読み込み用にオープンし、失敗した場合は標準入力からの読み込みをする。
if {[catch { |
なし
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