Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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2.1.3 ライブラリ型スクリプトの形式
■プロシジャ名
先頭3文字は“Usr”です。
例:UsrTextChange1
■形式
#LIB
proc ProcName {args} {
【主処理】
} |
- #LIB
- 登録形態がライブラリ型であることを示すキーワードです。
- proc文
- ユーザコマンドとして呼び出されるプロシジャです。
- ProcName
- “Usr”で始まる一意のプロシジャ名です。
- args
- プロシジャへの入力引数となる変数名です。引数がない場合は、“{}”と記述します。引数が複数ある場合は、変数名を空白で区切って並べます。プロシジャの呼び出しには、ここで定義した個数の引数を必ず指定します。
例: 引数で指定された3つの文字列を1つにつなげるプロシジャとその呼出しスクリプト
プロシジャ定義(ライブラリ型スクリプト)
proc UsrTestScript {prm1 prm2 prm3} {
return "$prm1 $prm2 $prm3"
}
- 【主処理】
- 任意の処理の記述です。
■入力引数/戻り値
任意。
■注意事項
ライブラリ型のスクリプトはメッセージ監視アクション型や単体起動型のスクリプトから呼び出される位置づけになるため、ユーザスクリプトを作成する場合は以下のことに注意してください。
- サンプルスクリプトをカスタマイズする場合、exit文は記述しないでください。
- スクリプトを新規作成する場合、プロシジャ内でexit文を記述するときは、メッセージ監視アクション型スクリプトからの呼び出しでexit文が実行されないようにします。また、単体起動型スクリプトから呼び出しの場合は、exit文の前にはエラーメッセージを出すなどをし、プロシジャ内でのプロセスの終了がわかるようにします。
- プロシジャ内でファイル(トレースファイルを含む)のオープンを行う場合、対応するクローズ処理は確実に行ってください。クローズもれがある場合、ファイルアクセス用の資源を圧迫するおそれがあります。
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