Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 文法> 2.1 Systemwalkerスクリプトの形式

2.1.2 単体起動型スクリプトの形式

■形式

#EXEC
 【主処理】

#EXEC
登録形態が単体起動型であることを示すキーワードです。
【主処理】
任意の処理の記述です。

■入力引数/戻り値

◆起動引数

スクリプトの起動時に引数として、スクリプト内部で処理する情報を与えることができます。スクリプトファイル名とともに指定した起動引数は、以下の予約変数を使用することで、スクリプト内で扱うことができます。

予約変数

説明

argc

引数の個数が格納されます。

argv

引数の内容が格納されます。

引数の参照は、作業用変数に引数を分解して取り出した上で行います。

[引数取り出しコマンド書式]

set varname [lindex $argv n]

コマンド

説明

set

変数に値を格納するコマンド

varname

値を格納する変数名。任意の名前を指定。

lindex

起動引数を取り出すコマンド

argv

起動引数が格納された変数
($を先頭につけることで変数の中身を表す)

n

(取り出す引数の位置-1)の数値を指定。

例: 第1引数〜第3引数を変数prm1, prm2, prm3にそれぞれ取り出します。

set prm1 [lindex $argv 0]
set prm2 [lindex $argv 1]
set prm3 [lindex $argv 2]

■注意事項

stpswctclコマンド(スクリプト停止コマンド)により停止される場合やシャットダウン時には、スクリプトのプロセスは強制的に終了されます。そのため、これらの契機で終了のための処理を実行させることはできません。


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