Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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[EE/GEE]
1.2.260 swsvcntgetusr(ユーザ情報の取得コマンド)【UNIX版】
■機能説明
本コマンドは、セキュリティロールとユーザを関連付けるユーザ情報をサーバから取得し、CSVファイルに取り出す機能です。
本コマンドの実行状況は、監査ログに記録されます。記録される内容は、以下のとおりです。
- when:実行時間
- who:実行したユーザ
- where:実行ホスト
- Done:実行結果
監査ログの出力場所、出力形式については、“監査ログファイル”参照してください。
Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能を使用すると、監査ログを運用管理サーバに収集することができます。監査ログ管理機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド セキュリティ編”を参照してください。
■記述形式
■オプション
- オプションなし:
- 本コマンドの使用方法を表示します。
- file:
- ユーザ情報の取り出し先ファイルを指定します。指定したファイルがすでに存在する場合、上書きするか否かを問い合わせるメッセージを表示します。
■復帰値
- 0:
- ユーザ情報を取得しました。
- 1:
- 本コマンドの使用が許可されていません。
- 2:
- サーバからユーザ情報を取得することができません。
- 3:
- ユーザ情報を取得するファイルを作成できません。
- 4:
- 監査ログを記録することができません。
- 9:
- 不正なパラメタが指定されました。
■参照
swsvcntsetusr(ユーザ情報の設定コマンド)【UNIX版】
サーバ操作制御のユーザ情報ファイル【UNIX版】
監査ログファイル
■コマンド格納場所
■実行に必要な権限/実行環境
- 本コマンドは、システム管理者(スーパーユーザ)権限、セキュリティ管理者(ACLのロール“SecurityAdmin”および“DmAdmin”の両方に所属しているユーザ)権限、または、セキュリティ監査者(ACLのロール"SecurityAuditor"に所属しているユーザ)権限が必要です。
- 本コマンドは、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバで実行できます。
- あらかじめ、配付ポリシーをサーバに配付しておく必要があります。
■注意事項
- 退席時におけるターミナルの不正使用を防止するため、本コマンドの実行には、パスワード(ログインしているユーザのパスワード)の入力が毎回必要です。
- 本コマンドの使用が許可されていない場合、使用が許可されているユーザで再度ログインしてください。本コマンドは、セキュリティ管理者、監査者だけが使用できます。
- サーバに配付ポリシーを配付していない場合、サーバからユーザ情報を取得することができません。配付ポリシーを配付した後、再度、本コマンドを実行してください。
- ユーザ情報を取得するファイルを作成できない場合は、ディレクトリ、ファイルの権限を確認し、再度、本コマンドを実行してください。
- 監査ログを記録することができない場合、本コマンドは直ちに処理を中断し、標準エラー出力にメッセージを出力します。
- Systemwalker Centric Manager 監査ログ管理を使用しない場合、監査ログの定期的なバックアップと削除が必要です。
■使用例
ユーザ情報をサーバから取得し、CSVファイル(user.csv)に取り出します。
swsvcntgetusr user.csv
password%
The file with the same name already exists. Do you want to overwrite it? [y/n]:y
Obtained the user information. |
■実行結果/出力形式
- 本コマンドの実行状況は監査ログに記録されます。記録されるタイミングは、コマンドの開始時と、コマンドの終了時です。記録される内容を以下に示します。監査ログの出力形式については“監査ログファイル”を参照してください。
出力項目 |
説明 |
日付 |
swsvcntgetusrコマンドの開始日時または終了日時です。年月日、時間(ミリ秒まで)です。 |
操作場所 |
swsvcntgetusrコマンドを実行したホストの名前です。 |
実行ホスト |
swsvcntgetusrコマンドを実行したホストの名前です。 |
操作者 |
swsvcntgetusrコマンドを実行したユーザ(ログインしたユーザ)です。 |
操作種別 |
"swsvcntgetusr"です。 |
操作対象 |
"policy"です。 |
操作内容 |
swsvcntgetusrコマンドを実行した際のコマンド行です。 |
実行結果 |
swsvcntgetusrコマンドを開始した場合は"B"、成功した場合は"S"、失敗した場合は"F"です。 |
コンポーネント |
"Mpsvcntl"です。 |
追加情報 |
swsvcntgetusrコマンドの開始は未使用です。
swsvcntgetusrコマンドの終了時は復帰値、メッセージです。 |
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