Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
本コマンドは共有ディスクファイル監視の拡張機能を実現するために使用します。
例えば、運用中にファイル名が変更される共有ディスク上のログファイルの監視を行う場合に使用します。
なお、ローカルディスク上にあるファイルについて同様の機能を使用する場合は、ログファイル監視拡張コマンド(opafmonext)を使用してください。
必要に応じて以下の機能を実行します。
一時的に監視を停止していた共有ディスクファイル監視機能を再開します。
ファイル監視一時停止(-pオプション)を行った後に実行します。
本オプションはSystemwalker Centric Managerが動作しているときだけ有効です。
監視対象ファイルを変更するために一時的に共有ディスクファイル監視機能を停止します。
ログファイルの状況を確認し前回の読込み処理から差分がある場合は、その読込みを行います。
本オプションはSystemwalker Centric Managerが動作しているときだけ有効です。
監視対象ファイルを変更するために一時的に共有ディスクファイル監視機能を停止します。
前回の読込み処理から差分がある場合でも、読込み処理は行いません。
また、本オプションはSystemwalker Centric Managerが動作しているときだけ有効です。
指定されたファイルに対して、前回読込みからログファイルに書き込まれた内容の監視を行わず、スキップすることができます。
本オプション実行後から監視処理を行います。
本オプションには共有ディスクファイル監視定義ファイルに定義したファイル名を指定してください。通常のファイル、監視ファイル名格納ファイルどちらも指定が可能です。
現在の監視対象となっているファイル名を表示します。現在監視を行っているファイル名を確認するときに使用します。
監視ファイル名格納ファイルを指定し、それに対するファイル名を省略した場合は、定義されている監視ファイル名格納ファイルと現在の監視対象ファイルをすべて表示します。
opashrfmonext |
{ -s | -p | -x | -e conffile | -f [incfile] } |
Systemwalker Centric Managerが一時停止中(-p,-x)の場合だけ有効です。
Systemwalker Centric Managerが動作中の場合だけ有効です。
Systemwalker Centric Managerが動作中の場合だけ有効です。
本オプション実行後以降のログファイルへ書き込みの監視を行います。
conffileには共有ディスクファイル監視定義ファイルに定義したファイル名を指定してください。通常のファイル、監視ファイル名格納ファイルどちらも指定が可能です。
incfileには共有ディスクファイル監視定義ファイルで定義した“監視ファイル名格納ファイル”名を指定してください。(".+@"で終わるファイル名)
incfileにファイル名を指定しない場合は、現在定義されている“監視ファイル名格納ファイル”と実際に監視を行っているファイルの一覧を表示します。
監視ファイル名格納ファイル
共有ディスクファイル監視定義ファイル
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
監視対象ファイルが運用中に変更される場合、以下のような手順で監視対象ファイルの変更を行います。
【Windows版】
opashrfmonext -p
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -p
【Windows版】
opashrfmonext -s
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -s
【Windows版】
opashrfmonext -f c:\usr\share\logfile.+@
※c:\usr\share\logfile.+@: 監視ファイル名格納ファイル
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -f /usr/share/logfile.+@
※/usr/share/logfile.+@: 監視ファイル名格納ファイル
以下は上記1)〜3)を行うWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEで動作するバッチファイルの例です。
本バッチファイルをスケジュールすることで自動的にファイル名の変更を行うことができます。
(c:\app\app_log1.+@、c:\app\app_log2.+@は毎日変更されるログ、c:\app\app_log3.+@は毎月1日に変更されるログを監視する場合)
@echo off SET YY=%DATE:~2,2% SET MM=%DATE:~5,2% SET DD=%DATE:~8,2% opashrfmonext -p rem daily echo app1_LOG%YY%%MM%%DD%.txt > c:\app\app_log1.+@ echo app2_LOG%YY%%MM%%DD%.txt > c:\app\app_log2.+@ rem monthly if "%DD%" == "01" ( echo app3_LOG%YY%%MM%.txt > c:\app\app_log3.+@ ) opashrfmonext -s
以下は上記1)〜3)を行うシェルスクリプトの例です。
本シェルスクリプトをcrontabに登録することで自動的にファイル名の変更を行うことができます。
(/app/applog1.+@、/app/applog2.+@は毎日変更されるログ、/app/applog3.+@は毎月1日に変更されるログを監視する場合の例)
#!/bin/sh /opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -p # daily echo `date '+app1_LOG%y%m%d.txt'` > /app/applog1.+@ echo `date '+app2_LOG%y%m%d.txt'` > /app/applog2.+@ # monthly day=`date '+%d'` if [ $day = "01" ] then echo `date '+app3_LOG%y%m.txt'` > /app/applog3.+@ fi /opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -s
監視対象ファイルを出力した場合(-f)
【Windows版】
c:\> opashrfmonext -f c:\usr\share\logfile.+@ c:\usr\share\app\app20031010.log c:\>
【UNIX版】
# /opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -f /usr/share/logfile.+@ /usr/share/app/app20031010.log #
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