Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
|
目次
索引

|
1.2.45 drmsmchk(DRMS管理ファイルチェックコマンド)
■機能説明
本コマンドは、DRMS管理ファイル内の異常箇所を検知しメッセージ出力するコマンドです。DRMS管理ファイルに何らかの異常があると判断された場合に実行してください。
なお、本コマンドは、Systemwalker CentricMGR V10.0L21/10.1以降の、資源配付サーバ機能がインストールされている環境でのみ実行することができます。
また、資源配付が停止していることを確認してから実行してください。
■記述形式
■復帰値
- 0: チェック処理完了
- チェック処理が正常に終了しました。
- 1: 製品バージョン未サポートエラー
- drmsmchkコマンドがDRMS製品バージョンにサポートされていない環境で実行されました。
- 2: 資源配付サービス起動中エラー
- drmsmchkコマンドが資源配付サービス起動状態で実行されました。
- 3: 上記以外のエラー
- コマンド実行処理中に処理続行不可能なエラーを検知しました。
■参照
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- DistributionOperation権限が必要です。
- サーバ用コマンドです。
【UNIX】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- サーバ用コマンドです。
■使用例1
DRMS管理ファイル内に不整合箇所がないか調べます。
drmsmchk
■実行結果/出力形式
- メッセージは、すべて標準出力されます。
- 実行結果は復帰値と標準出力結果を参照してください。
- 標準出力結果にはラベル名:drmsmchkで始まるメッセージが出力されますので、リダイレクトでファイルに出力されることをお勧めします。
- 標準出力結果例(Windows上で実行しDRMS管理ファイルが正常の場合)
- 異常未検知出力例
DOS_PROMPT> drmsmchk
drmsmchk: 情報: [00001] DRMS管理ファイルチェックを開始しました。
drmsmchk: 情報: [00003] DRMS管理ファイルチェックで異常検知しませんでした。
drmsmchk: 情報: [00002] DRMS管理ファイルチェックを終了しました。
DOS_PROMPT> echo %errorlevel%
0
DOS_PROMPT> |
- 異常検知出力例
DOS_PROMPT> drmsmchk
drmsmchk: 情報: [00001] DRMS管理ファイルチェックを開始しました.
drmsmchk: 警告: [00020] DRMS管理ファイルの異常個所 (D:\drmsroot\mng\job).
drmsmchk: 警告: [00020] DRMS管理ファイルの異常個所 (D:\drmsroot\mng\inf\joblist).
drmsmchk: 警告: [00004] DRMS管理ファイルチェックで異常検知しました.
DOS_PROMPT> |
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007