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Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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目次
索引
 
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1.2.44.2 ユーザ資源データの送信状況および適用状況の検索
■機能説明
DRMS管理ファイル内のシステム単位でユーザ資源の送信と適用状況を検索し出力します。
■記述形式
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drmslstf |
-a sys [-k システム種別] [-g 資源グループ名] [-v バージョン・レベル] [-e 世代識別名] [-H own|other] [-D ドメイン名] [-f CSV出力先ファイル名] [-s 出力システム名|-M 検索対象システム一覧ファイル名] |
■オプション
- -a sys:
- 本コマンドの機能を定義します。本オプションは“sys"と指定します。
- -k システム種別:
- 検索するシステムの種別を指定します。
- 【Windows版】
- 本オプションは以下のように指定します。
- own:
- 自システム情報を検索する場合に指定します。
- serv:
- あて先システム情報として、サーバ情報を検索する場合に指定します。
- cl:
- あて先システム情報として、クライアント情報を検索する場合に指定します。
本オプションを省略した場合、“serv”が指定されたものとみなします。
- 【UNIX版】
- 本オプションは以下のように指定します。
- own:
- 自システム情報を検索する場合に指定します。
- serv:
- あて先システム情報として、サーバ情報を検索する場合に指定します。
- ws:
- あて先システム情報として、クライアント情報を検索する場合に指定します。
本オプションを省略した場合、“serv”が指定されたものとみなします。
- -s 出力システム名:
- 出力するシステム(どのシステムの情報を出力するか)のあて先システム名を指定します。
Windows版の場合、出力システム名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、出力システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
出力システム名には、ワイルド・カードが指定できます。この場合、あて先システム名全体を“"(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。本オプションを指定するときは、必ず-kオプションを指定してください。
- *:
- 任意個の任意の文字列
- ?:
- 任意の1字に対する文字
本オプションが省略された場合、すべてのシステムの情報が出力されます。-Mオプションと同時に指定することはできません。
- -g 資源グループ名:
- 検索するユーザ資源の所属する資源グループ名を指定します。資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字を指定します。
すべての資源グループを出力する場合は、-g、-vオプションを省略します。
- -v バージョン・レベル:
- 検索するユーザ資源の所属する資源グループのバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとなります。
すべての資源グループの情報を出力する場合は、-g、-vオプションを省略します。
本オプションを指定するときは、必ず-gオプションを指定してください。
- -e 世代識別名:
- 特定の世代の情報だけを出力したい場合に、世代識別名を指定します。世代識別名は、ASCII(8文字以内)で指定します。本オプションを省略した場合は、全世代の情報が出力されます。
本オプションを指定するときは、必ず-gオプションを指定してください。
- -H own | other:
- 検索対象のシステムが、運用管理サーバ配下のサーバ(以降、隣接サーバと呼びます)か、サーバ配下のサーバ(以降、非隣接サーバと呼びます)かを指定します。
- own:
- 隣接サーバのシステムに対して検索します。
- other:
- 非隣接サーバのシステムに対して検索します。
本オプションを省略した場合、“own”が指定されたものとみなします。
- -D ドメイン名:
- 検索するシステムが、非隣接サーバ配下に接続されているクライアントの場合に、その非隣接サーバを指定します。
- 【Windows版】
- 本オプションを指定するときは、必ず-Hオプションに“other”および-kオプションに“cl”を指定してください。
- 【UNIX版】
- 本オプションを指定するときは、必ず-Hオプションに“other”および-kオプションに“ws”を指定してください。
- -f CSV出力先ファイル名:
- CSV出力先ファイル名をフルパス，または相対パスで指定します。本オプションを指定した場合には、CSV形式で出力されます。
本オプションを省略した場合、コンソール画面に結果出力します。
- -M 検索対象システム一覧ファイル名:
- 複数システムを出力する場合に、出力したいシステム名を記述したファイルをフルパスまたは相対パスで指定します。ファイルの作成方法を以下に示します。
- 1行に1システム名ずつ記述し、必ず改行します。
- 定義済みのサーバ名だけが指定可能です。
- １桁目が“#”の場合はコメント行とみなします。
本オプションは-sオプションと同時に指定できません。
-kオプションに“own”を指定した場合には、本オプションを指定することはできません。
■復帰値
- 0：正常終了
- 検索処理が正常に終了しました。
- 3：処理継続不可能な使用者エラー
- オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
- 4：プログラム・エラー
- システムエラーが発生しました。検索処理ができません。
■参照
drmslst(検索コマンド)
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
■コマンド格納場所
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Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
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UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- DistributionReference権限が必要です。
- サーバ用コマンドです。
【UNIX】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- サーバ用コマンドです。
■注意事項
- -fオプションを指定した場合は、指定した情報が存在しないとき、エラー・メッセージが出力され、検索結果は出力されません。
- -fオプションを指定しなかった場合、指定した情報が存在しないときは、以下の結果となります。
- -sオプションで指定したシステム名が存在しない場合、または-Dオプションで指定したドメインサーバが存在しない場合、エラー・メッセージが出力され、検索結果は出力されません。
- -kオプションで指定したシステム種別の情報が存在しない場合、-Hオプションで指定した接続種別の情報が存在しない場合、または-Mオプションで指定した情報が存在しない場合、あて先システム数に“0”が出力されます。
- 資源グループが存在しない場合、-g/-vオプションで指定した資源グループが存在しない場合、または-eオプションで指定した世代が存在しない場合、あて先システム行の資源グループの数に“0”が出力されます。
- drmslstfコマンドの同様な出力形式に比べ、以下の情報が出力されずに“*”が表示されます。
- ノード名・通信種別・資源転送方式・定義日時・コメント
- 本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値（出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など）を利用することをおすすめします。
■使用例1
全隣接サーバの情報を出力します。
drmslstf -a sys -k serv
■使用例2
クライアント名の先頭3文字が“FMV”のシステム名と指定し、指定したシステムの情報を検索します。
【Windows版】
drmslstf -a sys -k cl -s "FMV*"
【UNIX版】
drmslstf -a sys -k ws -s "FMV*"
■実行結果/出力形式
標準出力に、ユーザ資源の送信と適用状況が出力されます。出力形式は現行のdrmslstの出力形式と同じです。また、-fオプションを指定してCSVファイルへの出力を行った場合は、資源配付結果通知情報で作成される結果通知CSVレコードの形式と同じです。
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