Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド | > 1.2.36 drmsdlt(サーバ用削除コマンド) |
システム名または資源の送信状況および受信状況を削除します。システム名を削除した場合、該当システムについて管理されている情報は、すべて削除されます。
drmsdlt |
-a sys -k システム種別 -s システム名 [-d 削除オプション] [-N|-O|-l 修正番号] [-g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル]] [-p 製品名 -v バージョン・レベル -o OS識別名] [-H own|other] [-D ドメイン名] |
Windows版の場合、システム名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
本オプションを省略した場合は、指定されたシステムについて管理されているすべての情報を削除します。
-kオプションに“own”を指定した場合は、本オプションを指定することはできません。
なお、-gオプションを指定して、本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルが指定されたものとみなします。
本オプションは以下のように指定します。本オプションを省略した場合は、“own”が指定されたものとみなします。
自サーバから見て隣接と非隣接は以下の考え方で指定してください。
削除対象 |
-Hオプションの指定 |
-Dオプション |
自サーバ配下のクライアント |
ownまたはデフォルト |
不要 |
隣接サーバ |
ownまたはデフォルト |
不要 |
隣接サーバ配下のクライアント |
ownまたはデフォルト |
必要 |
非隣接サーバ |
other |
必要 |
非隣接サーバ配下のクライアント |
other |
必要 |
本オプションは、-Hオプションに“other”を指定した場合、または隣接サーバ配下のクライアント削除時に必ず指定します。
-Hオプションを省略または“own”を指定し、-kオプションに“serv”を指定した場合には、本オプションを指定することはできません。
ドメイン名として指定する名前は以下の通りです。
削除対象 |
-Dオプションの指定値 |
隣接サーバ配下のクライアント |
隣接サーバのシステム名 |
非隣接サーバ |
非隣接サーバのすぐ上位のサーバのシステム名 |
非隣接サーバ配下のクライアント |
クライアント接続先の非隣接サーバのシステム名 |
指定したシステム名が定義されていません。
drmsadd(登録コマンド)
drmsdfn(定義コマンド)
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
削除中に発生したエラーはエラーメッセージとしてその原因や対処方法がイベントログに出力されます。出力されたメッセージにしたがって、対処してください。
自システム名を“SERV1”、システム種別を“own”と指定します。
drmsdlt -a sys -s SERV1 -k own
あて先システム名を“SERV2”、システム種別を“serv”と指定します。
drmsdlt -a sys -s SERV2 -k serv
あて先システム名“SERV2”、システム種別“serv”、資源グループ“TEXTDATA”の最新の送信情報を削除します。
drmsdlt -a sys -s SERV2 -k serv -d rsc -N -g TEXTDATA
復帰値を参照してください。
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