Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド |
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第3章 クラスタシステムへの導入について | > 3.1 クラスタ運用の概要 |
システムの運用形態について説明します。
フェイルオーバ運用における運用形態には以下があります。
1:1運用待機
カスケード
複数のシステムを使用して別々のシステムを構築する場合は、それら複数のシステムを、N:1運用待機として配置することができます。
1つのノードで1つの運用系または待機系が動作する形態です。この形態は、運用系の異常時にフェイルオーバすることで利用者業務の継続が可能なため、信頼性の高いシステムが構築できます。
1つのノードで1つの運用系が動作し、その他の複数のノードで待機系が動作する形態です。この形態は、1:1運用待機と比べ、二重故障が発生しても利用者業務の継続が可能となり、可用性の高いシステムが構築できます。また、長期的なノードの保守やノードの故障により1つのノードを起動できない場合においても、運用待機の構成を保証することができます。
複数の運用系のノードに対して待機系を1つのノードに集約させて動作する形態です。この形態は、運用系の異常時にフェイルオーバすることで業務の継続が可能なため、信頼性の高いシステムが構築できます。
Active DB Guardのフェイルオーバ機能はSymfoware Serverのフェイルオーバ機能と同じです。詳細は“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
Symfoware Serverのクラスタ導入時の運用については、“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
ロードシェア運用における運用形態には以下があります。
1:1運用待機
カスケード
N:1運用待機
スケーラブル
“1:1運用待機”を参照してください。
“カスケード”を参照してください。
“N:1運用待機”を参照してください。
複数のノードで動作し、任意のノードがダウンした場合は縮退する形態です。この形態は、待機ノードが不要な形態です。
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