Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド |
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第2章 セットアップ | > 2.4 準備作業 |
リモートコピーを利用してRERUNログ転送を行うために、システム間の複写用ローデバイスの対応付けを行います。
以下のローデバイスについて、複写用ローデバイスの対応付けが必要です。
自側システムの送信用RLMと相手側システムの受信用RLM
自側システムの受信用RLMと相手側システムの送信用RLM
自側システムのRLCと相手側システムのRLC
システム間での複写用ローデバイスの対応付けはどちらか一方のシステムで実施します。
本作業を行う場合、事前に両システムで“複写用ローデバイスの作成”を実施しておく必要があります。
ACMのswsrpsetvolコマンドを利用し、システム間での複写用ローデバイスの対応付けを行ってください。
$ swsrpsetvol -o BOTH 複写元ボリューム名@サーバ名 複写先ボリューム名@サーバ名 |
例1
システム間の複写用ローデバイスを以下の条件で設定します。
“SRC-SV”サーバ上のボリューム“/dev/dsk/c2t1d0s3”を複写元ボリュームとする
“TARG-SV”サーバ上のボリューム“/dev/dsk/c2t1d0s3”を複写先ボリュームとする
$ swsrpsetvol -o BOTH /dev/dsk/c2t1d0s3@SRC-SV /dev/dsk/c2t1d0s3@TARG-SV
例2
システム間の複写用ローデバイスを以下の条件で設定します。
“SRC-SV”サーバ上のボリューム“/dev/sdb3”を複写元ボリュームとする
“TARG-SV”サーバ上のボリューム“/dev/sdb3”を複写先ボリュームとする
$ swsrpsetvol -o BOTH /dev/sdb3@SRC-SV /dev/sdb3@TARG-SV
システム間の複写用ローデバイスの対応について、複写元ボリュームと複写先ボリュームは必ず同じサイズのものを指定してください。
Active DB Guardでは、ACMの筐体間レプリケーション機能を使用して、RERUNログの転送を行います。
Active DB Guardでは、ACMの筐体間レプリケーション機能の以下の動作モードを使用します。
転送モードは、Consistencyモードまたは同期Writeモードを使用(BC構成パラメタファイルの設定により選択)
Splitモードは、Automatic Splitモードを使用(同期Writeモード使用の場合)
Recoveryモードは、Manual Recoveryモードを使用
BC構成パラメタファイルの設定方法については、“BC構成パラメタファイルの編集”を参照してください。
swsrpsetvolコマンド、各動作モードの詳細は、“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書”を参照してください。
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