Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU -
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第5章 アプリケーションのコンパイルおよび実行> 5.2 ネーミングサービスとJDBCデータソース登録ツール> 5.2.3 JDBCデータソース登録ツール

5.2.3.3 データソースのオプション情報設定画面

この画面は、データソースの登録および更新の際に指定可能なオプションの設定画面です。

[図:データソースのオプション情報設定画面]

■デフォルトスキーマ

アプリケーション内で使用する、SQL文に対するデフォルトスキーマ名を指定します。

■文字コー

クライアントで使用する文字コードを、以下の3つから選択します。

デフォルトは“ASCII”です。

本オプションは、リモートアクセス(RDA-SV連携)時に指定可能です。

■最大コネクション

データソースごとに、同時に接続可能なコネクション数の上限を指定します。

1〜2147483647の範囲で指定します。

デフォルトは4です。

■最大プールコネクション

再利用可能なコネクション数の上限を指定します。

0〜2147483647の範囲で指定します。

デフォルトは 4です。

このオプションに 0を指定した場合、コネクションは再利用されずに切断されます。

1以上を指定した場合、Connectionインタフェースのcloseメソッドを実行してもデータベースとの接続は切断されず、コネクションは再利用可能な状態になります。ただし、指定値を超えるコネクションは切断されます。

また、“最大コネクション数”を超える値は指定できません。

■ステートメントキャッシュ

ステートメントキャッシュ機能でキャッシュする、文の上限を指定します。

0〜32000の範囲で指定します。

デフォルトは32です。

このオプションに 0を指定した場合、ステートメントキャッシュ機能は無効になります。

キャッシュする文の数の見積りは、以下となります。

キャッシュする文の数 = prepareStatementメソッドまたは
                       prepareCallメソッドで指定するSQL文の数(注)

注) 同じSQL文でも以下の場合は別のSQL文として計算してください。

本オプションは、ローカルアクセスまたはリモートアクセス(RDB2_TCP連携)時に指定可能です。

■ステートメント自動クロー

ステートメントキャッシュ機能の利用時に、PreparedStatementおよびCallableStatementのクローズをJDBCドライバが自動的に行うかどうかを指定します。

自動的に行う場合には、[ステートメント自動クローズ]チェックボックスをチェックします。デフォルトでは、自動クローズは行いません。

このオプションは、ステートメントキャッシュ数に1〜32000が指定された場合に指定可能です。

実行した文の数が、「ステートメントキャッシュ数」で設定されたキャッシュ数に達した場合、以降実行される文はキャッシュしませんが、自動クローズの対象にもなりません。

本オプションは、ローカルアクセスまたはリモートアクセス(RDB2_TCP連携)時に指定可能です。

■メッセージに使用する言

JDBCドライバから返却されるエラーメッセージを出力する際の言語を選択します。

■データ最大

サーバから1回で読み込むデータの最大長を指定します。

単位はキロバイトです。

4〜32までの数値を指定することができます。

デフォルトは 4です。

本オプションは、リモートアクセス(RDA-SV連携)時に指定可能です。

■1回の検索で先読みする行

サーバから1回の検索で先読みする行数を指定します。

0〜2147483647までの数値を指定することができます。

デフォルトは 0です。

0を指定した場合、1回の検索で問合せを行う最大行数が自動設定されます。その行数は“データ最大長”で指定された値に依存します。また、0以外の値(N)を指定した場合、指定した行数のデータ長の合計が“データ最大長”の指定値以下の時には、N行が先読みされます。指定値を超える時は、“データ最大長”の指定値におさまる行数分が先読みされます。

本オプションは、リモートアクセス(RDA-SV連携)時に指定可能です。

■サーバ待ち時

サーバからの応答に対する待ち時間を、秒単位で指定します。

0〜2147483までの数値を指定することができます。

デフォルトは300です。

本オプションは、リモートアクセス(RDA-SV連携)時に指定可能です。

■その他パラメ

その他パラメタには、ctuneparamオプションを指定することができます。

詳細は、“ctuneparamオプションについて”を参照してください。

■[OK]ボタ

設定した内容を有効にして、データソースの情報設定画面に戻ります。

■[キャンセル]ボタ

設定した内容を無効にして、データソースの情報設定画面に戻ります。

データソースのオプション情報設定画面が表示されている間は、[閉じる]ボタンを選択することはできません。また、右上の[×]をクリックした場合、設定画面を終了するように求める“図:JDBCデータソース登録ツールのインフォメーションダイアログ”が表示されます。ダイアログの[了解]ボタンをクリックすると、データソースのオプション情報設定画面に戻ります。


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