Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU - |
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第4章 ルーチンを利用するアプリケーションの作成 | > 4.1 プロシジャルーチンを利用する場合 |
ここでは、プロシジャルーチン内での処理結果の確認方法と、プロシジャルーチンの呼出し元のアプリケーションでの処理結果の確認方法について説明します。
プロシジャルーチン内の出力パラメタの情報を、CallableStatement.getXXXメソッドで取得できます。registerOutParameterメソッドでJDBCデータ型を指定し、getXXXメソッドでデータを取得してください。
プロシジャルーチン内のSQL手続き文の実行中に、例外コード40の例外(ロールバック例外)が発生した場合は、トランザクションをロールバックし、呼出し元のアプリケーションに無条件に復帰します。このときの例外事象は、呼出し元にエラーメッセージとSQLSTATEを通知します。
プロシジャルーチン内のSQL手続き文の実行中に、例外コード40以外の例外が発生した場合は、エラーメッセージとSQLSTATEを通知します。
例外によってプロシジャルーチンが実行されない、またはプロシジャルーチン内で例外が発生して処理が中断された場合は、その例外事象が呼出し元のSQLSTATEおよびSQLMSGに通知されます。プロシジャルーチンが実行されない場合とは、アクセス規則違反や、プロシジャルーチンのパラメタ間の代入エラーが発生した場合などがあります。
以下に、具体例を示します。
CallableStatement cstmt = con.prepareCall( "{CALL GENERAL.PROC01[?,?,?]}"); cstmt.setInt(1,7); cstmt.setString(2,"bird"); cstmt.registerOutParameter(2,java.sql.Types.CHAR); (1) cstmt.registerOutParameter(3,java.sql.Types.INTEGER); (1) cstmt.executeUpdate(); int iID = 0; String sName = null; sName = cstmt.getString(2); (2) iID = cstmt.getInt(3); (2) System.out.println("ID = " + iID); (2) System.out.println("NAME = " + sName); (2) cstmt.close(); (3) |
(1)JDBCデータ型の設定
(2)出力パラメタからのデータ取得
(3)オブジェクトのクローズ
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