Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU - |
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第3章 アプリケーションの作成 |
データベースのデータをパラメタ指定で参照する場合、以下の手順で行います。
この例では、スキーマ名“GENERAL”、表“EMPLOYEE”の情報を参照します。
データベースのデータをパラメタ指定で参照する場合の記述例を以下に説明します。
PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement( "SELECT ID,NAME FROM GENERAL.EMPLOYEE WHERE ID=?"); (1) pstmt.setInt(1, 1); (2) ResultSet rs = pstmt.executeQuery(); (3) int iID = 0; (3) String sName = null; (3) while (rs.next()) (4) { (4) iID = rs.getInt(1); (5) sName = rs.getString(2); (5) System.out.println("ID = " + iID); (5) System.out.println("NAME = " + sName); (5) } (5) rs.close(); (6) pstmt.close(); (6) con.commit(); (7) |
(1) SQL文の準備
(2) パラメタへの値の設定
(3) ResultSetオブジェクトの生成
(4) カーソルの位置づけ
(5) ResultSetオブジェクトからのデータ取得
(6) オブジェクトのクローズ
(7) トランザクションのコミット
以下に各項目の設定方法を示します。
ConnectionインタフェースのprepareStatementメソッドを使用し、SQL文を準備します。パラメタは、“?”で指定します。
PreparedStatementインタフェースのsetXXXメソッドを使用し、パラメタに値を設定します。
setXXXメソッドの詳細については“Java APIリファレンス”を参照してください。
PreparaedStatementインタフェースのexecuteQueryメソッドを使用し、ResultSetオブジェクトを生成します。
ResultSetインタフェースのnextメソッドを使用し、カーソルの位置づけを現在の位置から1行下に移動します。
ResultSetインタフェースのgetXXXメソッドを使用し、ResultSetオブジェクトからデータを取得します。
getXXXメソッドの詳細については“Java APIリファレンス”を参照してください。
生成した各クラスのオブジェクトをクローズします。
ResultSetインタフェースのcloseメソッドと、PreparedStatementインタフェースのcloseメソッドを使用します。
トランザクションをコミットします。
Connectionインタフェースのcommitメソッドを使用します。
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