Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU -
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第3章 アプリケーションの作成

3.6 パラメタ指定でのデータ更新

■操作手順

データベースのデータをパラメタ指定で更新する場合、以下の手順で行います。

データベースのデータをパラメタ指定で更新する場合の記述例を以下に説明します。

■記述例

データベースのデータをパラメタ指定で更新する場合の記述例を以下に説明します。

PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement(
                          "INSERT INTO GENERAL.EMPLOYEE(
                          ID,NAME) VALUES(?,?)");                    (1)

pstmt.setInt(1,4);                                                   (2)
pstmt.setString(2,"monkey");                                         (2)

pstmt.executeUpdate();                                               (3)

pstmt.close();                                                       (4)

con.commit();                                                        (5)

(1) SQL文の準備

(2) パラメタへの値の設定

(3) SQL文の実行

(4) オブジェクトのクローズ

(5) トランザクションのコミット

 

以下に各項目の設定方法を示します。

◆SQL文の準

ConnectionインタフェースのprepareStatementメソッドを使用し、SQL文を準備します。パラメタは、“?”で指定します。

◆パラメタへの値の設

PreparedStatementインタフェースのsetXXXメソッドを使用し、パラメタに値を設定します。

setXXXメソッドの詳細については“Java APIリファレンス”を参照してください。

◆SQL文の実

PreparedStatementインタフェースのexecuteUpdateメソッドを使用し、SQL文を実行します。

◆オブジェクトのクロー

PreparedStatementインタフェースのcloseメソッドを使用して、オブジェクトをクローズします。

◆トランザクションのコミッ

トランザクションをコミットします。

Connectionインタフェースのcommitメソッドを使用します。


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