Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU - |
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第3章 アプリケーションの作成 |
データベースと接続/切断をする場合、以下の手順で行います。
ここでは、DataSourceインタフェースを利用した場合について説明しています。
データベースと接続/切断をする場合の記述例を以下に説明します。
Hashtable env = new Hashtable(); (1) env.put(Context.INITIAL_CONTEXT_FACTORY, (1) "com.fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory"); (1) env.put(Context.PROVIDER_URL,"SYM://myhost:52000"); (1) InitialContext ctx = new InitialContext(env); (1) DataSource ds = (DataSource)ctx.lookup("jdbc/ds1"); (2) Connection con = ds.getConnection(); (3) con.setAutoCommit(false); (4) : con.commit(); (4) : con.close(); (5) |
(1) JNDI環境の指定
(2) JDBCデータソースの取得
(3) データベースとの接続
(4) 自動コミットの設定とトランザクションの終了
(5) データベースとの接続の切断
以下に各項目の設定方法を示します。
JNDI APIを使用して下記の形式で指定します。
【記述形式】
Hashtable env = new Hashtable();env.put(Context.INITIAL_CONTEXT_FACTORY,<factory_class_name>);
env.put(Context.PROVIDER_URL,<provider_url>);
InitialContext ctx = new InitialContext(env);
【引数】
<factory_class_name>サービスプロバイダのクラス名にcom.fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactoryを指定します。省略することはできません。
<provider_url>サービスプロバイダがネーミングサービスにアクセスするためのURLを指定します。省略することはできません。記述形式は以下のとおりです。
SYM://<host>[:<port_no>]
<host>ネーミングサービスが動作しているサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。省略することはできません。
<port_no>ネーミングサービスに接続する際のポート番号を指定します。省略した場合、10326になります。
JNDIのコンテキストを使用して、JDBCデータソースを取得します。
【記述形式】
DataSource ds =
(DataSource)ctx.lookup("jdbc/<datasource_name>");
【引数】
<datasource_name>JDBCデータソース登録時に指定した、JDBCデータソース名を指定します。省略することはできません。
データベースと接続します。
自動コミットを手動に設定します。
SQL操作終了後、commitメソッドまたはrollbackメソッドを実行して、トランザクションを終了してください。
データ参照更新などの処理の終了後、データベースとの接続を切断する必要があります。
ネーミングサービスの運用方法については、“ネーミングサービスの起動”を参照してください。
データベースとの接続処理で、アプリケーション実行環境のロケールを認識する前に異常終了すると、英語のエラーメッセージが返却されます。
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