PowerSORT V5.0 使用手引書
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 PowerSORTのbsortexコマンドを使用する> 5.2 bsortexコマンドオプション> 5.2.8 出力ファイル情報オプション(-output)

5.2.8.10 idxkeyオペランド

出力ファイルが富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合に、インデックスフィールドを指定します。
富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合は、idxkeyオペランドを省略できません。

■記述形式

idxkey=index-key [ ,index-key ...]

index-key

インデックスフィールドを指定します。
はじめに主キーを指定し、その後に副キーを指定します。

index-key の記述形式

pos.len typ opt

pos

インデックスフィールドの位置をレコードの先頭を0としたバイト位置で指定します。

len

インデックスフィールドの長さをバイト数で指定します。

typ

インデックスフィールドのデータ形式をlen に続けて指定します。
指定可能なデータ形式と長さを以下に示します。

種類

データ形式

typ

長さ
(バイト)

意味

文字

ASCIIコード(注1)

asc

1〜254

富士通COBOLのCHARTYPE

Unicode UCS-2形式(注2)

uc2

2〜254
(2の倍数)

富士通COBOLのCHARTYPE

Unicode UTF-8形式(注3)

ut8

1〜254

富士通COBOLのCHARTYPE

注1) 入力ファイルのコード系(実行環境オプション(-option)のicodeオペランド)がEBCDICコード系以外の場合に指定できます。

注2) 入力ファイルのコード系(実行環境オプション(-option)のicodeオペランド)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocale、かつ環境変数のBSORT_UCS2TYPEまたはスタートアップファイルのBSORT_UCS2TYPEが指定無しまたはLITTLE_ENDIANの場合に指定できます。

注3) 入力ファイルのコード系(実行環境オプション(-option)のicodeオペランド)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocaleの場合に指定できます。

opt

インデックスフィールドの操作をtyp に続けて指定します。
指定可能な操作を以下に示します。最終セグメントには、必ずeを指定します。

opt

意味

a

昇順に並べます。

d

インデックスに重複キー指定を示します。
nとは排他関係にあります。

e

セグメントの終りを示します。

n

インデックスにユニークキー指定を示します。
dとは排他関係にあります。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1992-2007