Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第14章 Live Help CM> 14.4 [Live Help CM]をカスタマイズする

14.4.3 CCLファイルの作成/配布/削除

CCLファイルは、Live Helpが利用可能なサポートセンターを見つけるために参照する構成ファイルです。このファイルには、サポートセンターの名前や、サポートセンターを管理する[Live Help CM]コンピュータのホスト名もしくはIPアドレスといったサポートセンター構成情報が入っており、Live Helpプログラムのインストールフォルダ配下のサブフォルダに格納されています。

[Live Help Expert]プログラムまたは[Live Help Client]プログラムをインストールすると、“SUPTCP.CCL”というデフォルトのCCLファイルが作成されます。このCCLファイルは、以下のように設定されています。

このCCLファイルを使用して接続できる場合は、別のCCLファイルを追加作成する必要はありません。しかし、[Live Help CM]コンピュータのホスト名が“CMTCP”ではない場合や、“CMTCP”というホスト名が名前解決できていない場合、“Support TCP/IP”以外のサポートセンターを使用したい場合には、別のCCLファイルを作成し、配布する必要があります。

また、サポートセンターを削除した場合、そのサポートセンター用のCCLファイルを削除する必要があります。

 

■CCLファイルを作成する

CCLファイルは、以下の手順で作成します。

  1. [Live Help CM]プログラムを起動する

    [Live Help CM]コンピュータで[Live Help CM]サービスを起動します。

  2. [Live Help CM管理]プログラムを起動する

    [Live Help CM管理]プログラムを起動します。

  3. CCLファイルを作成したいサポートセンターを選択する

    [Live Help CM]コンピュータリストボックスに、適切な[Live Help CM]コンピュータの名前が表示されていることを確認し、[センター]リストボックスで、CCLファイルを作成したいサポートセンターをクリックして強調表示させます。

    ここで複数のサポートセンターを選択して、複数のサポートセンターのエントリが入ったCCLファイルを作成することもできます。しかし、複数のサポートセンターを1つのファイルにまとめるよりも、ファイルを別々にしたほうが、構成情報の管理と保守が簡単になります。そのため、サポートセンターごとに別々のCCLファイルを作成することをお勧めします。

  4. [ファイル]−[CCLファイルの保存]コマンドを選択する
  5. [CCLファイルの保存]ダイアログボックが表示されたら、CCLファイルの名前と、そのファイルを保存するドライブとフォルダを入力する

  6. [保存]ボタンをクリックする

     

各ステップの詳細な手順については、以下を参照して下さい。

■CCLファイルを配布する

作成したCCLファイルを、エキスパートとクライアントにそれぞれ配布します。各コンピュータのコピー先は以下のとおりです。

■CCLファイルを削除する

サポートセンターを削除した場合、CCLファイルを配布した各コンピュータの以下のフォルダから、そのサポートセンター用のCCLファイルを忘れずに削除して下さい。

上記の各フォルダには、“DCTCP.CCL”ファイが存在します。このファイルにはIPアドレス接続のための情報が含まれています。このファイルは、削除しないでください。


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